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関東屈指のハイエースプロショップであり、『バックナイン』の母体としての顔も持つトゥホット。
新たに新作となるショックを開発中だ。
トゥホットのショックと言えば、ロングセラーを続けるMSダンパーが有名。
ショートとノーマルの2サイズで展開され、その乗り味の良さとセッティングの幅広さに定評がある。
今作にはまだ名前は無い。
仮にMS改としよう。
MS改はハードローダウンを狙うショックだ。
その想定ダウン量は3~4インチ以上。
文句なしの車高短となるダウン量だ。
これをエアサスやハイドロではなく生脚(車高調)で実現したいマニア向けだ。
MSダンパーも減衰力調整により、上記ローダウンに対応可能だが、3・5インチ以上のローダウンと、ごく一部の条件が重なると狙い通りの減衰を発揮できない場合があることが発覚したという。
下げ過ぎなのだから仕方が無いと妥協することなくMS改の開発がスタート。
MSダンパーは復筒式。
MS改は高圧ガスが封入できる単筒式を採用する。
これは熱対策と、細やかな減衰力調整が狙いだ。
だからMS改は20段の減衰力調整機能を予定している(MSダンパーは14段)。
MSダンパーの乗り心地を備えながら、ダウン量を稼ぎ、路面はもちろん各部のヒットを徹底的に抑えられるセッティングが理想だ。
商品名は未定だが、なぜか予価18万円というのはアナウンス済み。
発売は12月を予定しており鋭意開発中だ。
円熟のハイエースカスタム、やり尽くされたと思われていた足まわりにもまだ未踏峰はあった。
それが生脚+車高短+快適な乗り心地というフロンティア。
ココに挑む200系車高短戦士へ、老舗トゥホットが贈るマニアックダンパー。
期待に胸を膨らませその登場を待ちたい。
リアに3.5インチブロックを装着し、ややフロント下がりでセッティングした状態がコチラ。
かなりの車高短なのが分かる。
もちろん曲がる、止まるはしっかり出来る車高短なのがトゥホット流。
この状態でMSダンパー級の乗り心地の良さを実現する予定だ。
まだ試作品だが形状はこんな感じになる予定。
20 段を予定している減衰力調整ダイヤルのカタチがMSダンパーと異なる他、各部にビレット素材を使用するなど高級ショックとしての見た目を備えている。
約6年のロングセラーを飛ばすトゥホットのハイエースノウハウが詰まったショック。
9万円と比較的安価なのに、乗り心地に定評がある。車高短派はショートタイプがオススメ。
ハードローダウンしなければ断然こっちがコスパ高!
プチカスタムから重整備まで可能な技術と、蓄積された200系ノウハウで全国区からフリークが集うお店。
一度足を運んでおいて損は無い。
そんなプロショップだ。
問:トゥホット 042-665-6511 http://www.twohot.jp
スタイルRV Vol.148 トヨタ ハイエース No.31
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