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寂れた感は“小物”作りの努力で決まる
上の写真は以前、ガラスの割れ具合を紹介しましたが、今回はその割れの原因を作ったバットとボール、そして赤コーンの作り方です。きっと王道の作り方はあるのでしょうが、なんせ部長は独学です。仕上がりが良ければ良いわけで。
まずバットとボールは、タミヤなどから出てるエポキシパテで造形。エポキシパテは粘土のように造形して、硬化後も削れるので、形を作りやすいです。
そして赤コーンですが、まずはバット同様エポキシパテで1つ形を作ります。それに、お湯で柔らかくする粘土「お湯プラ」を被せて型を作ります。型に流し込むのは、UVレジン。
バットなど1 本物を作る際はエポキシパテだけで良いですが、同じ物を量産したい場合は、型を作る方が効率がよいのです。ちなみに赤コーンの重しはプラ板、黄×黒のポールはプラ材の丸棒で作っているそうです。
どれをとってもかなりの手間ですが、小物がないと、ストーリーは伝わりません。それだけ小物作りって大切なのです。と、今回はここまで!
papan部長
様々なクルマ雑誌で活躍する大阪在住酒好きクルマ好き楽しいこと好きなプロカメラマン。痛風持ちの39歳。なぜか稲中のタトゥーを入れている。愛車はジープ ラングラー。最近赤から黄色に鞍替え。自粛期間にプラモにドハマり。放置車両の撮影がライフワーク。写真集「STILL ALIVE」発刊や個展なども開催する。
Instagram @papanphotography
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スタイルワゴン2020年11月号より
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