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BLITZ
全長調整式、減衰力32段階調整と高機能を備えながら、コスパにも優れるとあってデリカだけでなく幅広い車種でスマッシュヒットを飛ばす車高調。
それこそが『ダンパーZZ‐R』だ。
車高調の開発はスタッフによる徹底した純正の乗り味の解析から始まる。
さらに、SDLという機器を投入し、路面粘着率を測定。
乗り心地を研ぎ澄まされた感覚的な側面と、科学的な数値に裏付けられた両面から純正の足回りを解明していく。
ダンパーZZ‐Rの乗り心地はローダウンしても、この純正の乗り味に近づくように設計されている。
デモカーは出荷時仕様の前後約60mmのスマートなローダウン。
このスタイリッシュなフォルムを打ち出すと同時に、コンフォート性能に重きをおいたしなやかな乗り心地を両立した。
そして、さらに新作として『スペックDSCプラス』も今年から本格的に販売を開始。
加速度や車速に応じて自動で減衰力を調整する最先端の機能が搭載されている。
乗り心地を追求したり、ダンパーZZ‐Rの性能を使いこなしたい人に向けたフラッグシップモデルとなる。
ローダウンと乗り心地という永遠の課題と真摯に向き合い生まれたダンパーZZ‐Rシリーズ。
スマッシュヒットを飛ばすには、それなりの裏付けがあるのだ。
純正の乗り味を一回りスープアップするような乗り心地が、ダンパーZZ-Rの“らしさ”。
底づき感などなく、一瞬一瞬に発揮されるしなやかさが、スポーティと表現しても良いかもしれない。
最大100mmものローダウンも可能だが、デモカーは出荷時仕様の約60mmダウン。
ボディが引き締まり、フェンダークリアランスもイイ感じ。
このカッコ良さこそ車高調を装着する最大の魅力だ。
全長調整式単筒式 3年間or6万km保証 減衰力32 段階調整 先出しオーバーホール
価格 16 万5000円
対応 CV1W、CV2W、CV4W、CV5W
ローダウンしてもストローク量を確保できる全長調整式を採用。
だから乗り心地にも有利。
赤いアルミのロックシートがブリッツ製の印。
ダイヤルを回転させることで32段階もの幅広くきめ細かい減衰力調整が可能。
好みの乗り心地を探ってチューニングしてほしい。
FRONT
REAR
バネレートはフロント6kgf/mm、リア8kgf/mmに設定。
実走テストを繰り返して弾き出した最適値。
車高調整幅はフロント-100mm~±0mm、リア-100mm~-45mmとなる。
価格 22 万5000円
対応 CV1W、CV2W、CV4W、CV5W
室内のコントローラーから減衰力調整を自在に行えるスペックDSCプラス。
最大の機能はフルオートモード。
あらかじめ設定した姿勢を保つように、走行中に減衰力を自動で調整する優れものだ。
全てを司るコントローラー。
ロータリーエンコーダを採用し直感的な操作が可能だ。
自動で明るさを調整するオートディマーを搭載。
小型かつハイパワーなステッピングモーター。
減衰力調整ダイヤル部に装着し32段階をさらに細かく最大96 段階で調整することも可能。
フルオートモードで一番重要な加速度を測るGセンサーを搭載するメインユニット。
モーターへの司令はここから送られる。
加速度に加えて、姿勢制御は車速と連動することも可能だ。
その信号を手軽に獲得できるGPSユニットもオプションで用意。
“発売は秋頃 価格は据え置き”
デリカD:5には脈々と伝わるスタイルがある。
それこそがアゲ系、つまりリフトアップだ。
昨今のアウトドアブームも手伝い、トレンドのスタイルとしても定着しつつある。
そんな状況をいち早く察知し、ブリッツが動く。
それがリフトアップへの対応だ。
スタイルワゴン誌で連載されるデルタフォースのD:5を開発車両に迎え、これから開発は進められていくという。
まだ、未定事項が多いが、開発の方向は以下の通り。
ダンパーZZ‐Rの大枠は、そのままに購入時にローダウンとリフトアップを選択できるようなパッケージを予定。
構造は従来と大きく変わることは無いが、リフトアップ仕様はスプリングなどが長くなる為、乗り心地を追求する為にショックアブソーバーのチューニングが必須。
しかし、ある程度の方向性は定まっているので、秋を目処に発売を開始したいそうだ。
気になるアップ量は約30mmが基準で、ライトなアゲスタイルに。
また、スプリングを交換することでローダウン仕様への変更も可能になる予定だという。
今旬のリフトアップスタイルを狙っている人には、かなり期待できる速報だろう。
今後はスタイルワゴン誌でも、随時開発をレポートする予定なので、そちらもチェックして欲しい。
上写真 左がローダウン用 右がリフトアップ用
デリカD:5に向けては、前でも紹介した2モデルが既にラインアップ済み。
これをベースにリフトアップにも対応できるよう、スプリング等の長さを変える新しいZZ-Rの開発が開始される。
車種によってリフトアップのニーズがあるクルマは、デリカD:5のようにローダウン、リフトアップに対応できるように今後ZZ-Rは進化する予定だという。
まさに手始めにデリカD:5からというわけだ。
リフトアップはデリカD:5で昔から続く伝統のスタイル。
ブリッツでは、アップ量は約30mm 程度とすることで、利便性を損なわずにアゲ系を楽しめる仕様にする予定。
これはZZ-Rの基本的なコンセプトの一つでもある。
ZZ-Rの大きな魅力である快適な乗り心地。
これはリフトアップ仕様でも維持存続していく予定だ。
重心が上がる為、縮み側の減衰力を弱めに、伸び側を強めにしたセッティングから開発を開始。
減衰力こだわり派の為にスペックDSCプラスにも対応させる予定だ。
ブリッツ/小林 徹さん
「ニーズにお応えするべく、リフトアップできる車高調は、新型ジムニーなどで既に設定しております。そのノウハウを活かして開発を進める予定ですが、デリカD:5 用はスプリングを交換していただくことでローダウンにも対応する予定です。ZZ-Rらしい乗り心地の良さをリフトアップ、ローダウンどちらの仕様でも実現する為に、チューニングには一定の時間がかかると思われます。価格は据え置きでお届けできるよう開発を進めて参ります」
問:ブリッツ 0422-60-2277 https://www.blitz.co.jp
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