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車高はバネの長さ( 自由長) や固さ(レート) で決まる。純正と同レートの短いバネを入れれば車高は下がる。また自由長がおなじでも低レートなら、同様に車高は落ちる。柔らかい分、車重が掛かった際にバネの縮む量が多くなるからだ。
アッパーマウント
ストラット式のダンパー上部を支えているアッパーマウント。調整式に変更すれば、キャンバーの変更が可能になる。
ショックアブソーバー
路面からの衝撃を吸収するためのパーツ。スプリングの動きを制御してロールスピードを決める役割を担っている。
スプリング
クルマの車重を支えている。固いほど車体の動きが抑えられ、スポーティに。柔らかいと乗り心地がよくなる方向。
ロアアーム
サスペンションの下側に位置するロアアーム。延長タイプに変更すれば、こちらでキャンバーを寝かせることも可能。
スタビライザー
アンチロールバーと呼ばれる。基本的には直進状態では機能せず、コーナリング時などにロールを抑える役割だ。
アッパーアーム
サスペンション上部のアームで、これを短縮してもキャンバーが付く。ディープホイールでツライチを狙うにも有効だ。
ロアアーム
リアのダブルウィッシュボーンは車高を下げるとフレームと干渉しがち。ロアアーム位置を下げ解消する方法もある。
スイングアーム
前後に伸びるアームで、車輪の上下動の際の位置決めをする役割。前方を支点に弧を描くように動くのが特徴。
トーションビーム
左右のタイヤを1本の車軸で連結する構造。部品点数が少なくコスト的にも有利な方式。車室内の広さを確保。
後編では車高を変えられるサスペンションの種類をチェック!
スタイルワゴン2020年5月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]