見た目から走りまで総合力高し! レヴォーグマイスターの集大成



スタイリングから走りまで、レヴォーグの魅力引き出しをトータルで図るK2ギア。


今回サーキットインプレへ持ち込んだのは、高速クルージング主軸に快適ツアラーとして仕立てた1・6GTだ。


もちろん、ポテンシャルだけならFA20へ軍配は上がるのだが、ストリートでの快適ツアラーならFB16で魅力は十分引き出せると平山代表は判断。


こだわりを注ぎ込んだオリジナルの吸排気チューンのハイオク仕様でエンジンマネージメントを最適化し、1・6リッターの泣き所となるもたつき感を払拭した痛快フィールへ導いている。


また、ブラッシュアップした走りの頼もしさが要求する周辺セッティングも抜かりはなし。乗り心地良さとリニアなハンドリングの共存にこだわったライツ車高調キット、キャパを高めつつコントロール性の高さを突き詰めたブレーキシステムで、バランス良くパッケージングを高めている。


こうした走りの良さを備えているからこそ、スピード感高めたエアロデザインで打ち出すスタイリングの魅力も機能美として昇華していく。


スポーツツアラーとしてK2ギアから示されたレヴォーグの集大成は、1.6GTオーナーにとって見逃すことが出来ないお手本的存在といえるだろう。


吸排気はもちろんECUまで最適化したFB16



吸排気チューンでもフィールアップは図れるが、FB16をストレスフリーな痛快フィールへと高めるなら点火時期が安心して詰められるハイオク仕様でK2ギア・オリジナルECU〝X-CORE〟でのマネージメント最適化が理想となる。


なお、デモカーはダイノパック計測で203psを発揮しているとのことだった。




60φフルデュアルのセンターパイプで排気効率を最適化する、スペックネオファントム。

114φ左右出しテールでリアを魅せる。



ステアリングから手を離すことなくパドル操作が楽におこなえるパドルエクステンションも走りの楽しさ演出に欠かせない逸品。


ガツンと踏みたくなるレヴォーグに仕上がる



「実は僕も同じ1.6GTに乗っているんですけど、このクルマはアクセルONで感じるFB16特有のもたつき感が一切感じないんです。

アクセル開度に応じて軽快に吹け上がっていきますし、回転が高まるにつれてマフラーから聞こえてくるボクサーサウンドも適度な音量で楽しめました。

また、快適ツアラーとしての完成度の高さを感じさせられたのはフットワーク。

フロント4kg/mmにリア5kg/mmという低レート&積極ストローク確保がギャップを感じさせない乗り心地良さを引き出しつつも、コーナーは想い描いたラインでスムーズに駆け抜けていけます。

踏力に応じて素直に制動力が立ち上がっていくブレーキの頼もしさと扱いやすさもバツグンでしたよ」


レヴォーグオーナーのハートを射貫く レーシングシルエット



Specifications

■ホイール:プロドライブGC-05R(19×9.0J)

■タイヤ:ブリヂストン・ポテンザS007A(245/35R19)

■マフラー:Spec-Neo Phantom(フルデュアルセンターパイプ付き) 21 万8000円

■ ECU:X-CORE 6 万8000円~

■車高調:ライツ 23 万6000円~

■ Rブレーキ:リア330Bigローターキット 11 万8000円~

■パドルシフト・エクステンション 2 万円


【EXTERIOR】フロントバンパータイプⅡ:11万円/シーケンシャルウインカー&デイライナー:2万8000円/FリップスポイラーtypeⅡ:3万9000円~/サイドスポイラー:4万8000円~/リアバンパースポイラー:11万円/リアアンダースポイラータイプⅡ3点キット:6万円~/フロントグリルタイプⅢ ルーバー付きキット:4万5000円~/ダブルスリットワイドフェンダー:9万円/ウエストスポイラー:3万8000円~/ルーフスポイラー+サイドエクステンション付きキット:5万2000円~

※表記は全てFRPの価格です(カーボンの設定もあり)


1.6Lでも十分楽しめるんちゃう!?



デモカー走行後はインプレをドライバーから積極ヒアリング。

こうした評価の情報収集が、次なる進化へ役立てられていくのだ。


FRONT



REAR


平山代表が想い描く理想のフットワークを実現するビルシュタインベースのライツ車高調キット。

リニアさと引き換えに生じがちな乗り心地の不快感を払拭したフットワークに仕上げている。




ツアラーとして重要になる足もとには、静粛性とグリップ性能をバランスさせたポテンザS007Aの19インチを与えていた。



シンプルなスポーティさ放つリアアンダースポイラー・タイプ2。

3 分割式でセンターのみ、左右のみといったアレンジもOK。



リニアさ重視ならピロボールのアッパーマウントとなるが、快適性重視でゴムマウントの純正アッパーマウントを採用している。



ブレーキシステムで注目すべきは電動パーキングと共存させたリア。

330φローターにビス止め仕様のキャリパーカバーを与えている。



K2ギア 平山 代表

デモカーを日常使用し、レヴォーグの魅力引き出しポイントを貪欲に探る。このスタンスがスタイル、走りの完成度を高めるのだ。


問:K2ギア ☎ 06-6932-7772 http://www.k2k2.jp


SUBARU Style Vol.5 (2019.12.27発売)より



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情報提供元: ドレナビ
記事名:「 〈スバル・レヴォーグ〉実用テンロク・ターボが200馬力。1.6GTのポテンシャルアップの切り札、あります。