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オートワンのヒットモデルである「給電くん」をベースに仕立てられた「愛犬くん」は、必須アイテムである温度センサー付きベンチレーターにより、ペットの熱中症、臭いなどの対策が施されたモデル。
そこに、愛犬家などから「足洗い場が欲しい、ソーラーパネルが欲しい、ドライヤーが使いたい、トリミングがしたい」など、多様なニーズに応えるべく進化してきた。犬だけでなく、猫や鳥など多様で、旅も含まれているが、ペットと移動する相棒として幅広い層から支持されている。
愛犬複数とともにしている人は、ペットホテルだと犬がストレスを溜めてしまうなどの理由で、車内で一緒に泊まるのはもちろん、愛犬は「愛犬くん」で過ごし、オーナーはホテルに泊まるといった使い方をする人もいるそうだ。
「愛犬くん」ならではの車内環境対策ができるからこうした使い方にも対応できるのだ。
温度センサー付きベンチレーターやサイドの出窓(左右)などにより、暑さやニオイ対策に万全を期すことで、快適なドライブや車中泊を可能にする。
電装関連も充実していて、走行充電システム、30Wソーラーパネル、700Wインバーター、外部電源も標準装備する。
運転席側のキャビネット上部は、収納の奥行きと高さがあるため、かさばるペット用品も収納できる。
中央の棚はペットボトルも収まるサイズで、右下には車外でも使えるシャワーヘッドとミニテーブル(リッド付きシンク)を配置する。
さらに小物に最適な床下収納、天井近くのサイドにリッド付き収納も用意されているため、荷物が多くても整理できる。
就寝マットは耐久性もあり汚れにも強いレザーカバーを採用。
ラゲッジに大型犬や中型犬用のゲージを設置できるのはもちろん、車中泊や休憩時などであれば、助手席背もたれを前に完全に倒したスペースに小型犬用のゲージを置くことも可能だ。
ソーラーパネルによる温度センサー付き吸排気システムを使うことで、快適な車中泊を提供する。
オプションの撥水リアゲートシェード(2万6000円/税別)を装着すれば、日よけや水遊び後のユーザーの着替えスペースなどにも使えそう。風通りを考慮して下側は短めに設定されている。
標準装備のスライド式洗い場はペット連れに好評のアイテム。シャワーヘッドを伸ばして足洗いなどのお世話が可能だ。
撮影車両は日産のNV100クリッパーだが、OEM元であるスズキ・エブリイハイルーフがベース車。ボディサイズは、全長3395×全幅1475×全高1920mm。
エンジンはNAとターボ、駆動方式は2WD/4WDともに対応する。
問:オートワン
tel.0466-47-1300
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