スクエアなボディと大径タイヤが武骨さやSUVらしい迫力を感じさせる、ダイハツの軽SUV「タフト」。タフトは数あるSUVタイプの車の中でも個性的なスタイルが持ち味のモデルです。エクステリアはもちろん、インテリアにもタフトらしさが満載。

ここでは、タフトのインテリアデザイン、収納などの内装についてご紹介します。

  • 「スカイフィールトップ」を採用し圧倒的な開放感を実現
  • カモフラージュ柄のシートを採用した個性的なインテリア
  • 段差や隙間のない完全フラットスタイルで安心して荷物が積める

タフトの室内空間の特徴

出典:ダイハツ「タフト」室内空間・荷室

タフトでは、全車に前席上の大きなガラスルーフ「スカイフィールトップ」を採用しています。そのため明るく圧倒的な開放感のある室内空間、大きく広がる視界を確保しているのが特徴です。「スカイフィールトップ」にはスーパーUV&IRカット機能や開閉できるシェードも搭載しているため、紫外線による日焼けや赤外線による室内の温度上昇も心配ありません。

また、シートにはホールド性が高いものを採用し、長時間のドライブでも快適に過ごせるように工夫されています。

タフトの内装

ここからは、タフトの内装について見てきましょう。

カモフラージュ柄のシートを標準装備

出典:ダイハツ「タフト」室内空間・荷室

タフトでは、ブラックを基調としたインテリアに、遊び心満載のカモフラージュ柄のファブリックシートを組み合わせています。無地やあっても織り模様程度のシートを採用する車種が多い中、こうした柄入りのシート表皮を採用することで、タフトならではの個性をインテリアにおいても表現しています。

オレンジのアクセントカラーを使用

出典:ダイハツ「タフト」室内空間・荷室

また、上位グレードではインパネ周りなどにあざやかなオレンジをアクセントカラーとして使用し、アクティブさやワクワク感を演出しているのもポイントです。タフトの開発コンセプトは「日常からレジャーシーンまで大活躍、毎日を楽しくしてくれる頼れる相棒」なので、まさにそのコンセプトを体現したインテリアデザインといえるでしょう。

グレードによる違いは少ない

タフトでは特別仕様車を除き、どのグレードもインテリアカラーは1色で選択肢はなく、シート素材もカモフラージュ柄のファブリックで、グレードによる違いはありません。

グレードによって変わるのは、「G」と「Gターボ」では本革巻きのステアリングホイールになる点、「X」ではオレンジのアクセントカラーが省かれている点程度です。

特別仕様車「クロム ベンチャー」/「ダーククロム ベンチャー」

出典:ダイハツ「タフト」特別仕様車

「G」「Gターボ」に設定のある特別仕様車「クロム ベンチャー」「ダーククロム ベンチャー」は、アウトドアに似合う迫力あるスタイルが特徴で、エクステリアにはメッキやダークブラックメッキを多用してより精悍なスタイルを実現しています。

インテリアにおいてはエアコンレジスターパネルやインパネセンターシフトベゼル、メーターパネルにダークシルバー加飾をあしらい、クールで落ち着いた大人の雰囲気の室内空間を作り上げています。シートにもシルバーのステッチが組み合わされます。

タフトの座席周りの収納

タフトでは、車内で快適に過ごせるように工夫された収納スペースも多数用意されています。ここでは、タフトの座席周りの収納にはどんなものがあるのかを確認してみましょう。

カップホルダー

出典:ダイハツ「タフト」室内空間・荷室

運転席と助手席には掘り込み式のカップホルダーが1個ずつ用意されています。紙パックドリンクや600mlのペットボトルの収納も可能です。

大型インパネトレイ(助手席)

出典:ダイハツ「タフト」室内空間・荷室

助手席前のインパネトレイは奥行きがあり、ティッシュケースが収まるため使い勝手は抜群です。

フロントセンターアームレスト(ボックス付き)(X、Xターボを除くグレードに標準装備)

出典:ダイハツ「タフト」室内空間・荷室

フロントセンターアームレストに備え付けのボックスは、手帳や貴重品を収納しておくのにいいでしょう。蓋付きなので、収納物を外から見られることもありません。

センターコンソールトレイ

出典:ダイハツ「タフト」室内空間・荷室

センターコンソールトレイはスマートフォンの収納に最適なサイズです。運転席から手が届きやすい位置にあるので、ガムやミントタブレットの置き場所としても活用できそうです。

グローブボックス

出典:ダイハツ「タフト」室内空間・荷室

タフトのグローブボックスは2層式になっている上、USBソケットを備えているので使い勝手は抜群です。上段に小物を入れ、下段は車検証や自賠責保険証などの書類入れとして使用してもいいでしょう。なお、上段にはオプションのETC、ドライブレコーダーを収納することもできます。

助手席シートアンダートレイ(X、Xターボを除くグレードに標準装備)

出典:ダイハツ「タフト」室内空間・荷室

助手席の座面下にも、収納スペースが確保されています。ドライビングシューズや車内の清掃グッズ、あまり人目につかせたくない汚れたものなどを収納しておくスペースとして活躍するでしょう。

ドアポケット&ボトルホルダー

出典:ダイハツ「タフト」室内空間・荷室

前席には、ボトルホルダーとタオルや観光パンフレットなどが収納できるポケットが装備されています。

出典:ダイハツ「タフト」室内空間・荷室

後席にもボトルホルダー、ポケットともに装備されていますが、ポケットはガムやリップクリーム、ハンドクリームなどの小さなものが収納できる程度のスペースとなっています。

このほか、タフトにはバニティミラー&チケットホルダー付きのサンバイザーや、格納式のインパネフックが用意されています。

タフトの荷室&座席アレンジ

出典:ダイハツ「タフト」室内空間・荷室

タフトでは、さまざまな使い方ができるフレキシブルボードを採用。さらに後席のシートバックとデッキボード表面には立体形状のパターンをあしらい、汚れを拭き取りやすい樹脂製とすることでアウトドアなど汚れることが多いレジャーシーンでも使いやすい利便性を確保しています。

完全フラットスタイル

出典:ダイハツ「タフト」室内空間・荷室

後席を前に倒せば、完全フラットスタイルの完成。シートバックとデッキボードが段差なくつながることに加え、ドアパネルとの隙間もできないように設計されているため、大きな荷物も小物も安心して積み込めます。

下段スタイル

出典:ダイハツ「タフト」室内空間・荷室

フレキシブルボードを下げた下段スタイルなら2WD車で140mm、4WD車で80mm標準状態よりも下がるので、スーツケースなどの背の高い荷物も安定した状態で積載することができます。

立てかけスタイル

出典:ダイハツ「タフト」室内空間・荷室

フレキシブルボードを立てかけた状態にすると、下段スタイルよりもさらに底面が下がった状態となり、より高さのある鉢植えやイーゼルなども積載可能に。立てかけたフレキシブルボードにはフックが付いているので、紙袋などをかけておくこともできます。

後席は分割可倒式

出典:ダイハツ「タフト」室内空間・荷室

また、タフトの後席には分割可倒機構を搭載したシートを採用しているため、両方とも倒して荷室を拡大したり、片側だけを倒して3名が乗車した状態で長さのある荷物を積み込んだりなど、さまざまなシートアレンジができるようになっています。

個性的なインテリアデザインが魅力のタフト

タフトのインテリアはカモフラージュ柄のシートを採用したり、オレンジをアクセントとしてあしらったりなど、個性あふれるデザインとなっています。

インテリアデザインや収納の使い勝手などの車の内装は、ドライバーはもちろん同乗者に与える影響も大きいため、可能であれば家族など車を利用する人みんなで話し合い、長く愛用できると思えるものを選ぶといいでしょう。

よくある質問

Q1:タフトの室内空間の特徴は?

A:タフトでは全車に前席上のガラスルーフ「スカイフィールトップ」を標準装備しています。そのため明るく、開放的な室内空間を実現しているのが特徴です。また、シートにはホールド性が高いものを採用し、ロングドライブも快適に楽しめるように工夫されています。

Q2:タフトのグレードごとの内装の違いは?

A:タフトではどのグレードであっても「スカイフィールトップ」やカモフラージュ柄のシートを採用し、グレードごとのインテリアの差はそれほど大きくありません。特別仕様車を除くグレード間で差があるのは「G」「Gターボ」には本革巻きのステアリングホイールが装備される点と、インパネ周りにオレンジのアクセントカラーがあしらわれている点です。

Q3:タフトの荷室は十分に荷物が積める?

A:タフトでは後席を両方とも前に倒すとデッキボードと段差なくつながり、ドアパネルとの隙間もなくなるように設計されているため、大きな荷物も小物も安心して積み込めます。またフレキシブルボードを活用して高さのある荷物も安定して積み込んだり、フレキシブルボードを立てかけてより高さのある荷物を収納したりすることも可能です。

※この記事は2023年12月時点の情報で制作しています

情報提供元: カルモマガジン
記事名:「 タフトのワクワク感あふれる個性的な内装を徹底チェック!(2020年~現行モデル)