専業主婦でも車のローンを組める可能性はありますが、審査に通るには一定の条件を満たす必要があります。どのようなケースだと審査通過の可能性があるのか、事前に行える対策や、世帯年収ごとに借りられる金額の目安などと併せて見ていきましょう。

  • 収入のない主婦でも車のローンを組めるケースがある
  • 車のローンの審査には連帯保証人を立てるなどの対策が有効
  • 主婦の方には車のローンよりもおすすめの車の乗り方がある

専業主婦でも車のローンが組める3つのケース

車のローン審査では、申込者のさまざまな情報から、おもに最後まで滞りなく返済できるだけの経済力や社会的信用性があるかを見られます。そのため専業主婦の方でも、返済能力があるとみなされれば審査に通過する可能性があります。
専業主婦でも車のローン審査に通る可能性がある3つのケースで具体的に見ていきましょう。

収入がある

会社に所属していない専業主婦でも、不動産収入や株式投資の利益をはじめ、広告収入や運用代行といったSNSによる副収入などがあれば、審査にプラスの影響を与える場合があります。
ただし、その収入が不安定だったり少額だったりすると、審査に通るのが難しいこともあります。

世帯年収が高い

審査では世帯年収が考慮されることもあります。同居の両親や配偶者に安定した十分な収入がある場合、専業主婦でも審査に通過できるケースがあるでしょう。

現在産休・育休中で復帰の予定がある

車のローンの審査では、雇用形態も重要な審査項目です。安定した収入がある正社員であれば、審査に通りやすくなります。
現在、育休や産休を取得中で専業主婦になっている場合、職場に復帰した後、ふたたび安定した収入が見込めると判断されれば審査に通る可能性があります。

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専業主婦でも車のローン審査に通りやすくするための対策

ローンを組んで車を購入したい専業主婦の方は、どのような対策をするといいのでしょうか。ここでは、車のローンの審査に通過しやすくするための、6つの有効な対策をお伝えしましょう。

借入希望額を抑える

審査では、年収に占める年間の返済額の割合である返済負担率を見られます。ほかの借入れの返済額も含めた返済負担率が30~35%以下に収まっていることが一定の基準だといわれているため、収入状況に見合った現実的な借入希望額で申し込むと、審査に通過する場合もあるでしょう。

借入希望額を抑えるには、頭金を増やしたり、同じ車種でもグレードを下げたり、中古車や安い車種に変更したりするのが有効です。

借入れがある場合は完済しておく

審査では住宅ローンやカードローンといったほかのローンの借入額も見られます。すでに組んでいるローンに車のローンが加わると返済負担率が上がってしまうため、車のローンに申し込む前に、現在の借入れを完済または繰上返済ができないか検討してみましょう。

滞っている返済や支払いをクリアにする

審査では現在の借入れの有無や、以前の支払いの延滞・遅延などの情報が記録された信用情報が照会されます。信用情報に延滞や遅延などのネガティブな記録が残っていると審査のハードルが上がってしまうため、日頃から支払いや返済が遅れないように注意して、信用情報をクリアにしておくことが重要です。

なお、大幅な支払いの遅延や債務整理などの心当たりがある方は、信用情報機関に手数料を支払い、自身の信用情報の開示請求を行って記録を確認しておきましょう。また、金融事故情報は問題の解消から5~7年ほど経つと削除されるため、消えるまで待ってから車のローンに申し込むようにしましょう。

連帯保証人を用意しておく

専業主婦で年収や雇用形態などが審査の条件に満たない場合でも、安定した収入のある連帯保証人を立てることで、審査に通る可能性があります。配偶者や親族で連帯保証人になってくれる方がいれば、相談してみましょう。

なお、連帯保証人は契約者と同じ責務を負うことから、安定した収入がある成人で、信用情報にネガティブな履歴がないなど、申込者と同様の基準が求められます。

ファミリーカーとして検討する

ファミリーカーとして利用する場合は、自分以外の家族名義でローンを組んで車を購入するのもひとつの方法です。

ただし、専業主婦の方がメインで利用する車を夫名義のローンで購入するなど、ローン契約者と実際の利用者が異なる場合は、たとえ夫婦であっても「名義貸し」という違法行為になります。
そのため、家族全員で共用するファミリーカーを購入する場合に留めましょう。念のため、ローンを申し込む前に金融機関などに確認すると安心です。

審査難度の低い車のローンに申し込む

車のローンにはいくつかの種類があるため、比較的審査の難度が低いとされるローンを選んで申し込むと、専業主婦でも審査に通る場合があるでしょう。

ただし、車のローンは種類ごとに金利やメリット、デメリットなどが異なるため、次項でご紹介する内容を参考に、申し込む種類や金額を慎重に検討することをおすすめします。

専業主婦が組みやすい車のローンの種類

車の購入に利用できるローンには種類があり、それぞれに特徴が異なります。また、どこを利用するかで返済総額も大きく変わってきます。ここでは、専業主婦でも審査に通りやすいとされる順に、各ローンの特徴や審査難度などについてご紹介しましょう。

専業主婦でも審査に通りやすい自社ローンやフリーローン

自社ローンはおもに中古車販売店などが独自に提供する支払方法の一種で、厳密にはローンではありません。
販売店がはじめに購入代金を一括で立て替え、契約者は購入額の10〜20%ほどの手数料や保証料が上乗せされた金額を分割で支払います。審査では信用情報の照会が基本的にはなく、販売店独自の基準で判断されることから、審査の難度は低めだといわれています。
そのため、収入がない専業主婦の方でも利用できる可能性があります。ただし、支払総額が高くなりがちな点はデメリットといえるでしょう。

一方、フリーローンは、おもに銀行が個人向けに提供する使い道が自由なローンのことで、車の購入資金としても利用できます。金利は2~15%ほどと幅広く設定されているケースも多く、借入額や審査内容によっては高金利となることがあります。
また、借入可能額の上限が低かったり、審査によって連帯保証人などの追加条件を求められたりするケースもあります。

審査難度が比較的低めのディーラーローン

ディーラーローンは自動車メーカーと特約店契約を結んだディーラーが、信販会社やクレジットカード会社などと提携して提供している車のローンです。金利相場は4~8%ほどとやや高めである一方、審査難度は後述する銀行系マイカーローンと比較すると低いとされています。

ディーラーローンでは金利が高めに設定されているほか、完済まで車を担保とすることから、専業主婦の方でも審査に通過できることがあります。ただし、借入期間中は車の所有権がディーラーや信販会社に留保され、返済が滞った場合などは車が引き上げられる可能性もある点には注意が必要です。

専業主婦では審査通過のハードルが高い銀行系マイカーローン

銀行系マイカーローンは銀行や信用金庫などが提供する車のローンで、1~4%程度と低めの金利が魅力です。また、複数の金融機関を比較して、自身の好きな所に申し込めるのもメリットです。住宅ローンなどを組んでいる場合、同じ銀行で車のローンを申し込むと金利の優遇を受けられることもあります。

ただし、審査の基準はほかの車のローンよりも厳しいとされており、専業主婦の方では通らない可能性があります。

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専業主婦が組める車のローンはいくらまで?

車のローンでどれくらいの金額が借りられるかによって、購入できる車や用意する頭金の額も変わってきます。実際に借りられる金額は審査によって決まるため、事前に確認することはできませんが、返済負担率から目安を知ることは可能です。
収入のない専業主婦の場合は、世帯年収から割り出すと、無理のない金額の目安をつかみやすいでしょう。

なお、車のローン審査では収入以外の要素も重視されるため、ここでは返済負担率の基準とされる割合より低めの20~25%に収まる範囲で、世帯年収ごとの借入れ可能額の目安を見ていきましょう。

ただし、借入可能額は審査結果によって異なること、また、専業主婦の方の審査が世帯年収を基準にするとは限らないことから、実際は大きく異なるケースもある点は心に留めておきましょう。また、車の購入時には車両本体価格の10~20%ほどの初期費用も必要となるため、その資金も踏まえて検討することが大切です。

世帯年収300万円未満の場合

世帯年収300万円未満の場合、例えば年収250万円の方なら、年間の返済総額が50万~62万5,000円程度に収まる金額が借入可能額の目安だと予想できます。

金利や借入年数によっても変わってくるものの、視野に入ってくるのはおもに軽自動車で、ダイハツ「ミライース」なら全額ローンで購入できる可能性があります。一方で、スズキ「アルト」やホンダ「N WGN」といった100万円を超える車種を希望する場合は、ある程度の頭金が必要になるでしょう。

〈世帯年収300万円未満の場合に選択肢に入ってくる車種と販売価格〉

車種販売価格
ダイハツ
「ミライース」
86万200円~
スズキ
「アルト」
106万4,800円~
ホンダ
「N-WGN」
134万4,200円~

世帯年収300万円以上400万円未満の場合

世帯年収300万円以上400万円未満の場合、例えば年収300万円の方なら60万~75万円程度、年収350万円の方なら70万~87万5,000円程度が、年間の返済総額の目安だと予想できます。
その場合、金利や借入年数によっては低価格のコンパクトカーも候補にあげられる可能性があるでしょう。

〈世帯年収300万円以上400万円未満の場合に選択肢に入ってくる車種と販売価格〉

車種販売価格
ダイハツ
「ムーヴキャンバス」
146万3,000円~
トヨタ
「ヤリス」
150万1,000円~
スズキ
「スペーシア」
153万100円~

世帯年収400万円以上

世帯年収400万円以上の場合、例えば年収400万円の方なら80万~100万円程度まで、年収600万円の方なら120万~150万円程度までと、年間の返済総額が100万円以上になる借入れも可能になる可能性があります。

選択肢は増え、普通車を選べるのはもちろん、金利や借入期間によっては、グレードを上げたり、オプションを充実させたりすることも可能になるでしょう。

〈世帯年収400万円以上の場合に選択肢に入ってくる車種と販売価格〉

車種販売価格
マツダ
「MAZDA2」
154万8,800円~
ホンダ
「N BOX」
164万8,900円~
トヨタ
「シエンタ」
199万5,200円~

ローンを組まずに新車でカーライフを楽しめる手段がある

車のローン審査に通りにくいとされる専業主婦でも、月々払いで欲しかった車種の新車で充実したマイカーライフを送っている方もいます。
スズキ「ハスラー」に乗る専業主婦のOさんは、車を持つ際の手間やコストを極力省略しながらカーライフを送っているひとりです。月曜日から土曜日まで愛車でお子さんの送迎を行い、習い事の待ち時間には後部座席に設置したDVDプレイヤーで、ドラマ鑑賞まで楽しんでいるといいます。

そんなOさんが利用しているのは、業界最安水準*のカーリース「おトクにマイカー 定額カルモくん」。

定額カルモくんは、月々定額の料金で自分専用の車を用意できる車のサブスクサービスです。定額カルモくんが契約者の代わりに車を購入するのでローンを組む必要がなく、また、乗りたい年数分だけ料金を支払えばいいことから、車のローンよりも審査のハードルを下げやすく、専業主婦の方の利用実績も豊富です。

さらに定額カルモくんには、専業主婦の方に特におすすめの以下のようなメリットがあります。

  • 月々12,490円から、国産全車種から選んだ好きな新車に乗れる
  • 月額料金に諸費用が含まれているので、頭金・初期費用も、毎年の税金なども不要!
  • 子供の成長などに合わせて1年単位で車を利用できる。乗換えも簡単
  • 専任のスタッフが常にサポートしてくれるから、車に詳しくなくても安心
  • オンラインで申し込めて、納車は自宅まで届けてくれるので、店舗に出向く必要がない

このように、忙しい専業主婦の方でも手軽に新車に乗れるサービスが充実しています。
さらに、最も安い仮の車種で審査できる「お試し審査」を利用すれば、より審査通過の可能性を上げられることも!車種やプランは後から変更できるうえ、キャンセルも無料でできるので、とりあえず審査に通るか確認したいだけという方も気軽に試してみましょう。

*文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照

自分に合った車のローンや利用方法を見つけよう

専業主婦の方でも、車のローンを組むことは不可能ではありません。車のローンの種類やそれぞれの契約内容をしっかりと理解したうえで、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

また、車に乗るには、カーリースという方法もあります。月々定額の料金で利用できるのに加え、契約期間を細かく設定できたり、メンテナンス費用まで定額にできたりといった、車のローンにはないメリットもあります。
まずは25万人以上が申し込んだ定額カルモくんのお試し審査で、審査に通るか確かめてみてはいかがでしょうか。

審査をしても契約にはなりません。申込み後のキャンセルも可能です

よくある質問

Q1:専業主婦でも車のローンを組める?

A1:専業主婦でも、一定の基準を満たすことで車のローンが組めます。ローンの借入希望額が少ない、仕事に復帰する予定があり収入が見込める、副収入がある、信用情報がクリアである、借入額の合計が返済負担比率を超えないなどの条件がそろっていれば、車のローンの審査に通ることがあります。

Q2:専業主婦が車のローン審査に通るための対策は?

A2:安定した収入のある連帯保証人を立てる、車のローンの種類を見直す、配偶者名義で申し込む、頭金を用意して借入額を減らす、車両本体価格の安い車を選ぶなどの方法を検討してみましょう。

Q3:家計を圧迫せずに専業主婦が車を持つ方法はある?

A3:家計を圧迫せずに車に乗るには、カーリースという方法がおすすめです。初期費用がかからず、初月から定額で新車に乗ることができます。また、各種税金やメンテナンス費用なども月額料金に含められるため、家計の管理もしやすいのではないでしょうか。

※この記事は2024年7月1日時点の情報で制作しています

情報提供元: カルモマガジン
記事名:「 専業主婦が車のローンを組むには?審査対策や借りられる金額を解説