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5代目の60系の販売からも時間が経過し、旧モデルの50系の中古車が入手しやすくなっています。
そこで、プリウス50系について、中古車の価格を解説します。併せて、プリウス50系は前期モデルと後期モデルに分かれることから、違いについてご紹介します。
プリウス50系の中古車は、年式や走行距離、車両の状態などによって大きく異なるものの、75万~420万円ほど*の価格で販売されています。
年式が新しいほど、総額が高い傾向があるといえるでしょう。
また、プリウス50系は前期と後期で特徴が異なるので、金額だけでなく、プリウス50系の中でもどのようなモデルなのかを確認することが重要です。
* グーネットにおける、2024年6月11日時点の支払総額の情報
プリウス50系は、2015~2022年までの前期モデルと、2022~2023年の後期モデルに大きく分かれます。それぞれどのような違いがあるのか、見ておきましょう。
外観は、フロントとリアのデザインが大きく異なります。
特にヘッドライトとその周りのパーツの変化が目立っており、前期モデルは「Z」の文字のような形状であるのに対し、後期モデルは直線的でスタイリッシュな印象となっています。
テールランプは、前期モデルでは縦長になっている一方、後期モデルでは横長になっている点も一目見てわかる違いでしょう。
前期モデルではステアリングなどの加飾が、前期モデルでは白色でシンプルな印象であるのに対し、後期モデルではブラックとなり、全体として高級感が感じられます。
また、前期モデルでは、横長のディスプレイだったものが、後期モデルの一部グレードでは大型の縦長ディスプレイを選択できる点も異なります。
前期モデルでは、先進安全機能の「トヨタセーフティセンス P」が標準装備されているのは、プリウスの「A」以上のグレードと、プリウスPHVの全グレードです。エントリーグレードの「E」および標準グレードの「S」グレードでは、オプション装備となっています。
後期モデルでは、先進安全機構が「トヨタセーフティセンス」となり、全グレードに標準装備となっています。また、駐車場などで後退する際に左右後方から接近する車両を検知してドライバーに注意喚起を行う「リアクロストラフィックアラート」もオプション装備に加わっています。
Eグレードで比較すると、前期モデル・後期モデルともに燃費性能は32.1km/L(WLTCモード)となっています。燃費面については前期モデルと後期モデルで大きな違いはないといえるでしょう。
※この記事は、2024年6月時点の情報で制作しています