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具体的な注意点や、そもそもどこに設置するのがいいのかを解説します。併せて、ジュニアシートの選び方についてもご紹介します。
ジュニアシートは、車の座席で子供の体をしっかりと固定し、万が一の事故の際に子供を保護するための重要なアイテムです。通常のシートベルトでは体格が小さい子供には適合しないため、交通事故で子供が重傷を負ったり死亡したりするリスクを減らすために必須です。
助手席にジュニアシートを設置する際にはいくつか注意点が存在します。詳しく見ていきましょう。
このため、助手席にジュニアシートを設置することは推奨されません。やむを得ず助手席にジュニアシートを取り付ける場合は、前向きのジュニアシート使用する、助手席をできるだけ後方に下げる、エアバッグを無効にする、などの対策を講じましょう。
もちろん、安全運転を心がけることが何より重要です。
子供が誤ってドアを開けてしまうのを防ぐために、チャイルドロックの利用は必須です。助手席にジュニアシートを設置する際には、ドアのチャイルドロックを確実に有効にしておきましょう。
これにより、走行中でも子供が安全に座っていることができます。
ジュニアシートは、助手席ではなく後部座席に設置しましょう。エアバッグの危険性に加え、事故の際は助手席にガラスの破片などが飛んできやすくなります。
また、乗せ降ろしを安全に行うために、後部座席でも、歩道側に近い左側の席に取り付けることをおすすめします。
ジュニアシートを選ぶ際には、子供の身長・体重に合ったサイズを選ぶ、安全基準を確認する、取付方法、クッション性能などを確認しましょう。
回転式か固定式か、日除けのためのサンシェードがついているかなども考慮するとよいでしょう。
なお、安全基準には従来の「R44」と新しい「R129」があります。どちらも厳しい試験をクリアしているので、「R44」では安全性が不十分というわけではありません。
また、ジュニアシートには適合車が定められています。購入前に必ず確認することが重要です。
ジュニアシートを助手席に設置する際には、エアバッグやチャイルドロックなど、多くの要素に注意を払う必要があります。適切なジュニアシート選びと正しい設置方法を確認し、子供の安全を確保しましょう。
※この記事は、2024年5月時点の情報で制作しています