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ベースグレードの「X」はシンプルでスタンダードなインテリアデザインです。インテリアカラーはブラックが基調で、ピアノブラック調のインパネガーニッシュやダークシルバー加飾が組み合わされます。ただし加飾は最小限で、派手さはなく質実剛健な印象です。
シート表皮は扱いやすく、お手入れが楽なファブリックを採用。シート素材のアップグレードオプションなどはありません。
中間グレードの「Z」と最上位グレード「Z+」のインテリアは共通で、ステアリングホイールとセレクトレバーが本革巻きになるほか、フロントドアライニングやフロントドアアームレスト、フロントセンターアームレストなどにプライムスムースがあしらわれます。
プライムスムースはしっとりした質感が特徴で、上質感を室内にもたらすほかレザーよりもお手入れがしやすいことに加え、汚れやしわにも強いという機能性の高さも持つ人工素材です。
シートもこのプライムスムースとファブリックを組み合わせたコンビシートになり、上位グレードらしい質感の高さが加わります。
WR-Vには、使い勝手に配慮した多くのポケッテリアが備わっています。ここでは、WR-Vにはどのようなポケッテリアがあるのか、ご紹介します。
グローブボックスはしっかりとした容量が確保されており、車検証や取扱説明書などの書類のほかにも小物の収納ができます。
エアコンなどの操作パネルの下には、センターポケットが用意されています。大きなスペースではありませんが、運転席からも助手席からも手が届きやすい位置にあるので、スマートフォンやメガネケース、ハンドタオルなどの置き場所として活躍するのではないでしょうか。
前席用のドリンクホルダーは、セレクトレバーの前にあります。安定性が高いタイプなので安心して使用できるでしょう。
センターコンソールボックスはそれほど容量が大きいわけではありませんが、小物の保管場所として活躍しそうです。
すべてのドアにドアプルポケットが用意されています。画像のようにスマートフォンを立てかけたり、リップクリームやガムなどの小さなものを入れておいたりするスペースとして役立つでしょう。
また、ドアにはボトルホルダー付きのポケットも備わっています。
シートバックポケットは助手席のみで、運転席のシートバックにはありません。
エントリーグレードの「X」を除くグレードには、ドリンクホルダー2個付きのリアセンターアームレストがあります。
コンビニフックは、荷室の左右に計2ヵ所あります、軽い荷物をかけておくのに便利です。
WR-Vの特徴のひとつに、積載性が高いことが挙げられます。荷室容量は定員乗車時で458Lを確保しており、これはクラストップレベル(2024年4月時点、ホンダ調べ)です。
21インチと25インチのスーツケースが2個ずつ積み込めるサイズ感なので、家族での車旅行や荷物が多くなりがちなアウトドアにも十分対応できるでしょう。
後席を倒せば、27インチの自転車も積み込めます。
また、「X」を除くグレードにはパーセルカバーが備わります。外から荷室の中が見えなくなるので見た目がすっきりするほか、防犯性も高まるメリットがあります。
なお、ホンダのヒットモデルであるコンパクトカー「フィット」や軽スーパーハイトワゴンの「N BOX」など、居住空間の広さに定評があるモデルはホンダ独自のパッケージング技術「センタータンクレイアウト」を採用し、低床化することで後席のゆとりや荷室の広さを確保しています。後席を座面ごと足元に収納できるダイブダウン機構の搭載が可能になり、荷室がより広く使えるのですが、WR-Vにはセンタータンクレイアウトは採用されていないので、ダイブダウン機構はなく、後席シートバックを倒すのみのタイプになります。
WR-Vは運転がしやすく、後席の居住性も申し分ありません。また、使い勝手の良いポケッテリアや大容量の荷室を備え、実用性に優れています。
多彩なシートアレンジも可能なので、シーンを問わず活躍してくれるSUVといえるのではないでしょうか。
A:WR-Vは後席のヘッドクリアランスを十分に取っていることに加え、足元空間にも余裕があります。また、ドアライニングや前席シートバックの形状を工夫し、乗降性にも配慮されています。運転席はアイポイントを高く取り、見晴らしの良い視界を確保していることに加え助手席側ボンネットフードの端が確認しやすく、車両感覚がつかみやすいよう設計されています。
A:WR-Vは、定員乗車時でクラストップレベル(2024年4月時点、ホンダ調べ)の458Lの荷室容量を確保しています。21インチと25インチのスーツケースが2個ずつ積み込めるほか、シートアレンジによって27インチの自転車など大型の荷物の積載も可能です。
※この記事は2024年4月時点の情報で制作しています