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フレアワゴンカスタムスタイルには「XS」「XT」の2種類のグレードがありますが、インテリアデザインは共通でありグレードにより違いはほとんどありません。
カラーはブラックをベースに、インパネアッパーガーニッシュにはセミマットな質感のボルドー、エアコンルーバーガーニッシュには光沢が美しいピアノブラック調の加飾をあしらい、上質で洗練された雰囲気を演出しています。ブラックベースなのでカジュアルになりすぎず、全体としては落ち着きのある室内空間に仕上げています。
フロントドアトリムガーニッシュも、ボルドーとピアノブラック調です。
また、シートはレザー調素材をサイド部分に使用し、高級感を演出。つやのあるパイピングが施されており、デザイン性の高さも感じさせます。
ステアリングホイールやシフトノブは本革巻きであり、ステアリングホイールにはマツダの軽自動車で初採用となるステアリングヒーターも備わっています。
フレアワゴンカスタムスタイルは、快適装備が充実しているのも特筆ポイントといえます。
先代でも一部のグレードに設定のあった「スリムサーキュレーター」は、静粛性を高め全車標準装備になりました。作動音が静かなので車内の会話の邪魔になりません。前席と後席の温度差をやわらげ、どこに座っても快適な室内環境に整えます。
このほかにも、リアヒーターダクトや運転席・助手席のシートヒーターも標準装備です。また、フロントドアにはスーパーUV&IRカットガラスを採用していることに加え、後席への直射日光を防ぐロールサンシェードもあるので、季節を問わずいつでも快適に過ごせるでしょう。
現行型で初採用され、注目を集めているユニークな機能がこの「マルチユースフラップ」です。リアシートの左右席にセットされており、引き出して角度や位置を調整して使用します。休憩時にはオットマンとして、走行時には安定した姿勢を支えるアイテムとして、また座面に置いた荷物の落下を防止するストッパーとして、シーンに合わせて活躍してくれる優れものです。
リアシートは左右別々にリクライニングやスライドができることに加え、センターアームレストも備わっており、後席の快適性もかなりのものがあります。
Type-A、Type-CのUSBチャージャーがインパネに加え、後席の運転席側にも用意されています。前席だけではなく、後席でもスマートフォンなどのデバイスが充電できる環境が整っているのはうれしいポイントではないでしょうか。
フレアワゴンカスタムスタイルでは、どの席にも手を伸ばせば届く位置に収納スペースが用意されています。助手席前にビッグオープントレイがあり、よく使用するものをすぐ手に取れる位置で保管できます。トレイの下にはインパネボックスがあり、薄型のティッシュボックスが収納可能です。アームレストにはボックスも備わっています。
運転席前にもオープントレイやインパネアンダートレイがあるため、ドライバーも身の回りの物の置き場所に困ることはありません。ドリンクホルダーも運転席、助手席に1個ずつ用意されていることに加え、フロントドアにボトルホルダー付きのドアポケットもあります。
後席にはクォーターポケットやリアドアボトルホルダー、シートバックアッパーポケットがあります。
さらに、後席両側に折りたたみ式シートバックテーブルがあります。タブレットやスマートフォンが立てて置けるストッパーとドリンクホルダーがあるので、休憩時には大活躍してくれるでしょう。特に小さな子供がいるファミリーは重宝するのではないでしょうか。
フレアワゴンカスタムスタイルは、ワンタッチでリアシートの背もたれが倒せる「ワンタッチダブルフォールディング機構」を搭載しています。荷室側からでもスライドドア側からでも簡単に操作でき、ワンタッチで荷室が拡大します。
なお、現行型では荷室を拡大したときに床面がほぼフラットになり、荷室高を拡大しているので大型の荷物も無理なく積み込めます。先代モデルに備わっていた自転車の積み込みをサポートするガイドは、現行型でも継続採用しているので自転車の積み込みやすさは申し分なく、子供の送迎などで活躍してくれるでしょう。
フレアワゴンカスタムスタイルは、洗練されたセンスの良いインテリアデザインであることに加え、快適性や利便性を高める装備を多数採用し居住性、積載性も申し分ありません。デザイン性の高さに加え、実用性と快適性を求める欲張りな方も満足できる1台といえるでしょう。
A:フレアワゴンの室内サイズは室内長2,170mm、室内幅1,345mm、室内高1,415mmで、頭上空間にゆとりがあるので大柄な方でも圧迫感なくドライブが楽しめるでしょう。また、運転席の視認性向上のためにフロントピラーを細く設計しているので、それが室内の開放感にもつながっています。
A:ブラックを基調に、セミマットな質感のボルドーや光沢のあるピアノブラックを組み合わせ、上質で洗練された室内空間を演出しています。シートのサイド部分にはレザー調素材を使用し、つやのあるパイピングがあしらわれます。
※この記事は2024年1月時点の情報で制作しています