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25S L Package
マツダ6に乗っているオーナーの実燃費データを収集しているサイト「e 燃費」によると、マツダ6の実燃費(2024年2月23日時点)は以下のとおりです。
グレード | 駆動方式 | 実燃費(km/L) |
---|---|---|
20S | 2WD | 12.7 |
25S Sports Appearance 25S L Package | 10.6 | |
XD XD Sports Appearance XD L Package XD 20th Anniversary Edition | 2WD | 14.3~15.7 |
4WD | 14.7 |
どのような車であっても、実燃費はカタログ燃費よりもある程度悪化するのが一般的といえ、マツダ6でもいずれのエンジン、駆動方式においてある程度の差があることがわかります。
燃費性能を確認するにはライバル車と燃費を比較するのもひとつの方法です。現在日本ではセダン人気が低迷し比較対象となる日産「スカイラインセダン」やトヨタ「カムリ」などが次々と生産終了しています。価格帯やキャラクターは若干異なりますが、ここではマツダ6セダンはトヨタ「クラウンセダン」と、ワゴンについては、スバル「レヴォーグ」と比較してみましょう。
現行型のトヨタ「クラウン」は、「クロスオーバー」「スポーツ」「エステート」「セダン」の4つのスタイルが用意されているのが特徴です。
「セダン」はショーファーニーズを意識したモデルで、後席にパワーリクライニング機能が備わるなど、多彩なおもてなし装備が搭載されています。パワーユニットは2.5Lハイブリッド車と、燃料電池車がラインナップされました。
クラウンセダンのハイブリッド車(2WDのみ)のWLTCモードカタログ燃費は、18.0km/Lです。マツダ6のカタログ燃費と比較すると、クラウンセダンの燃費がより良い数値を示しています。
2020年10月に登場した2代目のスバル「レヴォーグ」は、高い熱効率と動力性能を両立させる最新の技術「リーン燃焼」を採用した「1.8L BOXER 直噴ターボ“DIT”」と呼ばれる水平対向エンジンを採用し、燃費性能・環境性能を向上させています。さらに2021年11月には、最高出力275ps、最大トルク375Nmを発揮する「2.4L BOXER 直噴ターボ“DIT”」搭載グレードも追加されました。
レヴォーグのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。レヴォーグは2WD車の設定がなく、AWDのみとなっています。
グレード | 駆動方式 | カタログ燃費(km/L) |
---|---|---|
1.8Lガソリンエンジン | AWD | 13.5 |
2.4Lガソリンエンジン | AWD | 11.0 |
マツダ6の4WD車とレヴォーグの燃費を比較すると、マツダ6の燃費がレヴォーグよりも優れていることがわかります。
マツダには、「G-ベクタリング コントロール」という車両の制御技術があります。これはハンドル操作に応じて駆動トルクを変化させることで横方向と前後方向の加速度(G)を統合制御し、スムーズで効率的な車両挙動を実現する画期的なシステムです。
マツダ6ではこのG-ベクタリング コントロールに、旋回中からターンアウト時の安定性・収束性を向上するブレーキ制御を追加した「G-ベクタリング コントロール プラス」を全車に標準装備し、より高いレベルでの車両姿勢の安定と安心感のある動きを実現し、快適な乗り心地を提供します。
エクステリアのデザインや安全性能など、車選びの際に確認しておきたいポイントはたくさんありますが、その中でも燃費や乗り心地などは特に重要な部分といえます。快適なカーライフを手に入れるためには、燃費性能や走行性能を事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
マツダ6は、優れた燃費性能と、マツダの名を背負うフラッグシップモデルにふさわしい上質な乗り心地を兼ね備えたモデルといえるでしょう。
A:マツダ6はセダン・ワゴン共通で2.0Lと2.5LのガソリンNAエンジン、2.2Lディーゼルターボエンジンと3種類のエンジンを採用しています。マツダ6のWLTCモードカタログ燃費はガソリン2WD車が14.2~15.0km/L、ディーゼル2WD車が17.8km/L、4WD車が17.0km/Lです。
A:マツダ6セダンとトヨタ「クラウンセダン」のハイブリッド車との比較では、クラウンセダンに軍配が上がります。マツダ6ワゴンとスバル「レヴォーグ」を比較すると、マツダ6ワゴンがより低燃費を実現しています。
※この記事は2024年2月時点の情報で制作しています