秩父夜祭が3年ぶりの開催! 2022年の日程や概要、開催場所などを解説! 全国旅行支援対象のバスツアー情報も
秩父夜祭とは
秩父夜祭は、秩父地方の総鎮守、秩父神社の例大祭です。全国の「山・鉾・屋台行事」33件のうちの1つで、「秩父祭りの屋台行事と神楽」としてユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
その歴史は古く、実に300年以上。地元では「夜祭」「妙見さま」などと呼ばれ、人々に親しまれてきました。秩父はかつて絹織物が盛んで、江戸時代中期頃から「絹大市(きぬのたかまち)」と共に盛大に行われきたそうです。
祭りの勢いは現代も衰えず、当日は太鼓や囃し手のかけ声と共に、華やかな極彩色の笠鉾2基と屋台4基の山車が町中を巡り夜空には艶やかな花火……と、なんとも煌びやかな光景。
山車は町中を迂回するだけでなく、屋台の両脇に張出舞台をつけて演じられる屋台芝居(秩父歌舞伎)や、屋台で長唄の演奏と踊りが繰り広げられる「曳き踊り」などの披露もあります。
秩父夜祭の開催場所
秩父夜祭を開催する秩父神社は、秩父鉄道の秩父駅近くにあります。秩父神社で屋台芝居が繰り広げられるほか、秩父鉄道の影森駅や和銅黒谷駅周辺、荒川沿いなどを中心に山車が迂回します。
秩父神社
2022年秩父夜祭の日程・スケジュール
秩父夜祭は例年同じ日程で、宵宮(前夜祭)が12月2日、大祭が12月3日です。
2022年は3年ぶりの開催。さらに金曜と土曜の日程となるため、より多くの人でにぎわいそうですね。
・宵宮(前夜際)/12月2日(金)
お祭り本番を盛り上げる前夜祭。朝から山車4基の曳きまわしが行われますが、屋台牽引や花火の打ち上げは20時頃に終了となります。
・大祭/12月3日(土)
6基の山車が揃い朝から曳きまわしが行われます。ご神幸行列や山車が秩父神社を出発する19時過ぎから、お旅所に到着するまでの22時頃までがお祭りのピーク。スターマインなどの花火が盛大に打ち上げられます。花火のスケジュールは以下の通りです。
20:20~ 煙火主催町第68回競技花火大会
21:05~ 虹のスターマイン大会
21:55~ フィナーレ
全国旅行支援対象 観覧席で鑑賞できるプランも! 秩父夜祭バスツアー
関東からはバスツアーで秩父夜祭へ直行できます。12月3日(土)の大祭に参加できるツアーが開催されていますよ。中には観覧席で鑑賞できるツアーもあるので、ゆったり座って楽しみたいという人は特におすすめです。
ツアーは0泊2日か1泊2日のツアーがほとんどです。1泊できるツアーは、長野や山梨の温泉地に宿泊し、2日目は観光名所やショッピングモールへ行けるプランが多くあります。
全国旅行支援対象も対象なので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
秩父駅へのアクセス
大宮からはJR高崎線で熊谷駅へ行き、熊谷駅で秩父鉄道に乗り換えます。所要時間は約2時間です。
東京からは、池袋駅から西武鉄道の特急利用で西武秩父駅まで行けます。所要時間は約1時間20分です。
3年ぶりの開催となる秩父夜祭。
山車の曳きまわしや花火などで盛り上がるお祭りを楽しみに行ってみては?
(バスとりっぷ編集部)