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東京駅から旅情あふれる日光 鬼怒川温泉へのアクセス方法は、主に電車・高速バスで行く2通り。それぞれの運賃や乗車時間、乗り換え回数などが気になるところ。
そう、アクセス手段によっては東武鉄道への乗り換えをしなくちゃいけないんですよね。
今回はこれら3通りのアクセス方法のメリット・デメリットを徹底比較。自分に合ったアクセス方法を選んでくださいね。
検証ルート:普通電車で東京駅から栗橋駅へ、さらに下今市駅で乗り換え鬼怒川温泉駅へ。
ルート | 移動手段 | 乗車時間 | JR運賃 | 東武鉄道運賃 |
---|---|---|---|---|
東京駅→栗橋駅 | JR宇都宮線 | 約62分 | 970円 | - |
栗橋駅→下今市駅 | 東武日光線・急行東武日光行 | 約64分 | - | 970円 |
下今市駅→鬼怒川温泉駅 | 東武鬼怒川線・鬼怒川温泉行または快速 | 約25分 | - | ↓ |
※2019年4月調べ
合計
乗車時間:2時間30分前後(予想所要時間:約3時間)
運賃:1,940円
※栗橋駅からの乗り換えの際に東武日光線・新藤原行に乗車すると、運賃は変わらずそのまま鬼怒川温泉駅まで行けます(東京駅から乗り換え1回)
普通電車はこんな時におすすめ
多少時間がかかっても安く行きたい。事前に予定を決めてないけど、鬼怒川温泉へ行きたくなった。車窓からの景色を楽しみたい。という方は普通電車の旅を。
東京駅から鬼怒川温泉駅までの基本的な乗り換え回数は1、2回ですが、乗り換え回数が4回で乗車時間が約2時間45分(所要時間は約3時間半)、1,580円で行ける方法もありますよ。
検証ルート:東京駅から普通電車で北千住駅へ、北千住駅から特急に乗り換えて鬼怒川温泉へ
ルート | 移動手段 | 乗車時間 | JR運賃 | 東武鉄道運賃 |
---|---|---|---|---|
東京駅→上野駅 | JR高崎線 | 約5分 | 220円 | - |
上野駅→北千住駅 | JR常磐線 | 約11分 | ↓ | - |
北千住駅→鬼怒川温泉駅 | 東武伊勢崎線・特急きぬ | 約109分 | - | 1,360円 (指定席:1,340円) |
※2019年4月調べ
合計
乗車時間:約2時間10分(予想所要時間:約2時間20分)
運賃:2,920円
特急の場合は、東武鉄道の特急「きぬ、けごん」や特急「リバティ会津」などが利用できます。東京駅からこれらの特急へは北千住駅か栃木駅、または下今市駅での乗り換えが必要です。どちらを使ってもトータルの乗り換えは2回。
乗車時間は約2時間10~30分。運行本数はリバティ会津は平日も土日も1日4便で、きぬは平日が1日6便、土日は1日7便です。乗車時間は普通電車より早くなりますが、乗り換え回数は普通電車と同じ。運賃が高くなるのは、指定席料金がかかるためです。
普通電車はこんな時におすすめ
普通電車だけで行くよりも少し費用がかかるけど、指定席に座ってゆったりした旅を楽しみたい。少しでも早く着きたい。という方は特急電車がおすすめです。利用時間にもよりますが、車内で駅弁を食べるのも旅の楽しみですね。
検証ルート:高速バスで東京駅から鬼怒川温泉駅へ
ルート | 移動手段 | 乗車時間 | 運賃 |
---|---|---|---|
東京駅→鬼怒川温泉駅 | 高速バス(東京~日光・鬼怒川線) | 3時間30分 (7:50発 11:15着) | 4,000円 |
※2019年4月調べ
合計
乗車時間:3時間30分(予想所要時間:3時間30分)
運賃:4,000円
高速バスはこんな時におすすめ
とにかく乗り換えをしたくない。移動中に仮眠を取りたい。少しでも安く鬼怒川温泉へ行きたい。そんな方には高速バスがおすすめです。バス車体のトランクルームへ荷物を預けることができるのも便利。
ただ事故や渋滞など、道路状況によって遅延が発生する可能性があります。運行本数が1日1便で、時間を選べず自由度が低いという点も。
では、これらをまとめると…
乗り物 | 乗車時間 | 予想所要時間 | 乗り換え回数 | 片道の合計運賃 | |
---|---|---|---|---|---|
電車 | 普通 | 約2時間30分 | 約3時間 | 基本的に2回 | 1,940円 |
特急 | 約2時間10分 | 約2時間20分 | 2回 | 2,920円 | |
高速バス | - | 約3時間30分 | 約3時間30分 | なし | 4,000円 |
※正規料金での最安値です。各種割引や時期限定の特別価格などは考慮していません。
※予想所要時間は、手続きや乗換えなどにかかる時間をざっくり足した目安の時間です。
このような結果に!
東京駅から鬼怒川温泉駅までは乗車時間と運賃だけではなく、乗り換え回数も比較ポイント。
・少しでも早く行きたいなら特急電車!
・一番乗車時間が短いのは特急電車!
・一番安く行きたいなら普通電車!
・一番乗り換え回数が少なくてラクなのは高速バス!(なんと乗り換えなし!)
行きは景色を眺めながら電車で、疲れている帰りは乗り換えなしの高速バスで、というように変化をつけた旅行も楽しめますよ。
東京から鬼怒川温泉へ行く場合、日帰りもできますが、周辺観光を楽しみつつのんびりと1泊してみては。源泉100%かけ流しの温泉に入れる魅力的な宿泊施設ホテルもあります。
ぜひ、次の旅行の参考にしてくださいね。
(麻生のりこ)