- 週間ランキング
目次
山梨県笛吹市、桔梗屋の本社工場にある「桔梗信玄餅工場テーマパーク」。桔梗信玄餅を専用の袋いっぱいに詰められる「お菓子の詰め放題」や工場見学が体験でき、お得に桔梗屋の商品を買えるアウトレットショップもある、楽しさいっぱい、おいしさいっぱいの人気の観光地です。
通常価格2個363円(税込)の「桔梗信玄餅」を、賞味期限が近い物とはいえ、220円(税込)ぽっきりで、詰めに詰めまくれるという夢のような「詰め放題」。当日先着順でチャレンジできるのですが、整理券の配布枚数は各店舗から集まってきた桔梗信玄餅の量によって決まるため日々変動。
だいたい平日は8時前後、土日は6時台には配布が終了している状況とのことです(2022年7月情報)。ということは、それらの時間前には行って並んでいることが必須であり、まずは「整理券獲得チャレンジ」をしなければならないのでした。
「お菓子の詰め放題」の会場は「グリーンアウトレット1/2」です。超絶人気っぷりを知らず営業開始の9時頃やってきて「ここですか」「え、もうだめなの」などと悔しがる人たちを尻目に、整理券を手にした猛者たちが順番に呼ばれ、続々と会場に入っていきます。
受付時に自分が詰められると予想する量の桔梗信玄餅をもらって作業台で詰めていくのですが、もっと詰められると思ったら後で増やすことも可能。もらったのに詰められなかった場合は1個100円で買い取ることになります(それでも安い……!)。
レジで袋が破れていないか・1本結びで結んであるかのチェックを受け、不合格となった場合は「再チャレンジ」の台へ。袋が破れても新しい袋をもらって最初からやり直せる心優しいルールとなっているので、必要なのは「諦めない心」です……!
18個以上詰められると上級者とのことですが、こちらはもっと詰まった袋。
この日聞いたところでは、27個詰めたという強者もいました。
見ているだけでも手に汗握る……。誰もが夢中になってしまう「お菓子の詰め放題」です。
詰めたい、桔梗信玄餅をぎゅーぎゅーに詰めてみたい、と「お菓子の詰め放題」をあきらめられない方には、断然バスツアーがおすすめ。体験できるツアーは以下で検索してみてください。
並ばずに、確実に、詰めて詰めて詰めまくろう~!
ついつい長くなってしまいましたが、他のスポットやおすすめ商品などもいくつかご紹介していきます。
誕生当初から変わらず、人の手によってひとつひとつ丁寧に包装されているという「桔梗信玄餅」。コロナ禍で長らく個人の見学は中止されていましたが、2022年7月より再開されました。
工場見学ツアーでは、1日約12万個製造されているという「桔梗信玄餅」の、餅を練る工程から箱詰め、袋詰めされる工程までを見られます。さらに「桔梗信玄生プリン」「桔梗信玄棒」の製造過程の見学もできて、所要時間は約20分。
10:00、11:00、13:00、14:00、15:00の5回で、集合場所はテーマパークカフェ前となっています(2022年7月情報/各自ご確認ください)。
「賞味期限が近づいた」「仕上がりの形が歪んでしまった」などの桔梗屋の様々な製品が1/3~半額以下の特価で販売される、とてもお得なアウトレットショップです。桔梗信玄餅は平日なら昼前まで残っていることもあるそうですが、日によって異なるため、すべては運次第、といったところ。
ちなみに土日は店内に入るために1時間ほど並ぶこともあるらしく、お得への道は、なかなか甘くはありません。
ちなみに常時買えるもので人気かつおすすめなのは、定価になってしまいますが、「きなこ」や「黒蜜」とのこと。牛乳に入れるもよし、アイスにかけるのもよし。この2つを混ぜると餅はなくとも一気に桔梗信玄餅感が……!
自社農園「ハイジの野菜畑」で作られた野菜も販売されています。
何度も通われている常連の方が「バスツアーが来た後は何にもなくなるから、その前に買うように」などとお話しされていました。
グリーンアウトレット1/2は「お菓子の詰め放題」の会場にもなっているアツい場所ですが、通常は一升瓶ワインなどの酒類が販売されています。それから大人気の「桔梗信玄餅ソフト+」もこちらで購入できます。
桔梗信玄餅、桔梗信玄棒、きな粉、黒蜜がかかった、桔梗信玄餅ファン垂涎のソフトクリームでありますっ!
忘れずに寄りたいのが、工場で働く社員の方たち用のコンビニ。こちらでは、自社農園で生産した野菜などを使って作られた、安くて美味しい桔梗屋オリジナルのお弁当やお総菜が販売されています。
お昼の日替わり弁当(税込320円)は11時半前後の入荷。「唐揚げ弁当」が特に人気で売り切れることもあるそうなので、見かけたらぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
桔梗信玄餅の巾着!「桔梗柄ビニール傘」(税込600円)も販売中。この傘、ほかではなかなか手に入らない商品とのことです。
お土産や贈答品におすすめな桔梗屋の商品が多数揃えられたお店です。
容器まで食べられてしまう「桔梗信玄餅 極」は人気で、やはりすぐ売り切れに……。
「桔梗屋東治郎」のそばにあって、せっかくなら忘れず寄りたいのが、「餅もちの社」。笛吹市の一宮浅間神社より遷座され、餅は「持ち」で所有することや残ることに通じ縁起がよいとのことで、新規アイデア、商売繁盛のご利益があるとされています。
東京方面から向かう場合、電車ですとJR石和温泉駅下車。「桔梗信玄餅工場テーマパーク」へ向かう路線バスはないため、駅からタクシーに乗ることになります(9分程、約1,900円)。
高速バスで向かう場合は「新宿~甲府」に乗車。「石和」バス停で下車し、「石和」バス停から石和温泉駅方向へ徒歩1分の場所に「日之出タクシー」があるので、そこから乗車すれば7分程(約1,300円)で到着できます。
ちなみに、新宿からバスで向かうと「新宿~甲府」の第1便(7:05発)に乗車しても、「桔梗信玄餅工場テーマパーク」への到着は9時過ぎに……。人気のアウトレット商品などを手に入れることは可能そうですが、「お菓子の詰め放題」の体験はおそらくできません。
※2022年7月調べ
近所に住んでいないと「お菓子の詰め放題」の整理券を手に入れるのは、かなり難しい……。そこで、関東周辺に住んでいる方はバスツアーで詰め放題をしに行くのがおすすめです。
人気のバスツアーなので、通年で販売されています。以下で検索してみてくださいね。
(かとうちあき)