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ざっくり、こんな記事
アクアスターは関東~関西を結ぶ夜行バス。具体的には、東京ディズニーランド(TDL)・東京・横浜~京都・大阪・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を結ぶ路線です。シートタイプは「4列スタンダードシート」、トイレ付き車両です。
VIPライナーのシートタイプは全部で6種類。そのうち半分が4列シートで、「4列電動バックシェルシート」「4列楽のびシート」「4列スタンダードシート」の3種類があります。この3種類の4列シート車両の中で、トイレ付きバスはアクアスターのみ。
アクアスターは横4列×縦11列。トイレがあるため4席分減り、座席は全部で40席です。そのうち1C・1Dはドライバーの仮眠席となるので、実際に乗客が乗車できるシートは38席。
座席リクライニングの最大角度は120度、シート幅は42cmです(アームレスト含まず)。それだけだとちょっとタイトめかな? という感じがしますが、シートの前後感覚が約88cmあり、一般的な4列シート座席よりも足元がゆったりしているので、むしろゆとりがあるように感じられますよ。
縦が11列ありながら座席の足元空間がゆったりしているのは、背周りのコンパクトさと快適さを同時に備えたシートならではです。
アクアスターはWi-Fi設備なし。その代わり、1座席に1つずつ設置されたコンセントはスマートフォンもノートPCもゲーム機も充電OK。車内コンセントはスマホ充電のみとするバスも多い中、ちょっと嬉しいポイントです。
また、フットレストと個別の仕切りカーテンがあるのも4列シートには嬉しいポイント。隣座席との間にはアームレストがありますよ。
各シートにはブランケットと腰ピローあり。また低反発ミニ枕も借りられます。特にブランケットはVIPライナーバス共通のシングルベッドサイズの大判毛布。身体の大きな人や身体をくるむように使いたい人も安心です。窓際席にはハンガーもあり。
なおVIPライナーでは、毛布や低反発枕、シートカバーなどはすべて毎日洗濯されていますよ。
アクアスターはトイレ付きバス。また、走行時には夜中にSAでのトイレ休憩が3回挟まれます。車内トイレとSA休憩でのトイレ、どちらも選べるので安心ですね。
トイレは座席の最後方・バス前から向かって右側に。トイレ内には手すりと洗面所もあり。
トイレ休憩時には、車両ナンバーの書かれたカードが渡されるので、乗車していたバスがわからなくなる心配もなし。
アクアスターの特徴は、何と言ってもVIPライナー4列シートで唯一のトイレ付き車両であること。正規料金でも4,000円からの格安価格で便利に関東~関西間を移動できる上に、車内トイレのある安心感まである車両なのです。
また格安4列スタンダードシートとは言え、フットレストで足を休められるし、低反発枕や大判毛布でしっかりくつろぎ体勢を整えることもできます。これはTDLやUSJ旅行の足として、旅費は押さえたいけどちょっとでも身体を休ませたい…なんて考えた時にぴったりですね。
ではでは、アクアスターで便利に東京・大阪旅を楽しんでくださいね。
「アクアスター」を運行しているのは以下の路線です。
リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金を確認できます。
※2019年12月時点で運行している路線です
(陽月よつか)