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▼目次
「ミルキーウェイエクスプレス」の車両は、4列ゆったりシートと3列独立シートのどちらかです。
車両により仕様が異なりますが、USBポート、ドリンクホルダー、座席ポケット、荷物掛けフック、読書灯は共通設備。イオン発生器も搭載しています。もちろんフットレストとレッグレストも!
シートには最初からクッションとブランケットが用意されています。ブランケットは横幅が150センチほどあり大判。広げてくるまれば、心地良く眠れそうですね。
遮光カーテンはボタンで留めるタイプです。スリッパとアイマスクは車内前方のカゴの中にあり、自由に取るシステム。
また、肘掛けの角度が変えられるのも共通点。降車の際に服を引っ掛けずに降りられます。
4列シートは、横4列・縦10列の定員40席の車両です。
4列シートの座面幅は約45センチ。肘掛け込みで約50センチあるので、それほど狭さは感じられません。
可動式のふわふわ枕も完備。リクライニングの角度は130度程度で、前後のシート間は1メートルほどあります。
足元スペースは、ゆったりサイズの約45センチ。フットレストとレッグレストを使用して、のんびりとくつろげますよ。レッグレストはシートの足元付近にあるレバーを使用して起こします。
USBポートの位置ですが、通路側のシートは肘掛けの下に、窓側のシートは窓の下部(シート脇)にそれぞれ設置してあります。
通路側シートのリクライニングレバーは、肘掛けの下についている矢印部分です。このレバーを引いてシートを倒しましょう。
その他、3列シートと異なる点は、通路を隔てて列がズレていないこと、ドリンクホルダーの位置、座席テーブルとコンセントがないことなどです。
■運行路線
4列ゆったりシートの車両を運行しているのは以下の路線です。
リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。
※2019年6月時点で運行している路線です
横3列・縦10列の独立シート車両には、トイレ付きとトイレなしがあります。それ以外の設備は基本的に変わりません。
USBポートとコンセントが完備されているので、乗車中にスマホの充電もバッチリ!
背もたれが高く頭部を包み込んでくれるシートはすべて革張り。座面幅は約50センチ、肘掛け込みだと約58センチあり、かなりゆったり。
リクライニングの角度は約130度程度。1メートルほどある前後のシート間隔や、足元のスペースは4列シートと同じです。
3列シートは仕切りカーテンによりプライバシーが確保できるうえに、通路を隔てて列がズレている点も嬉しいですね。
リクライニングとレッグレストは、肘掛けについているボタンを押して使用してください。テーブルは肘掛けに収納されていて、読書灯もそれぞれついています。窓側シートの方は読書灯が窓の上部にも。
仕切りカーテンは上部がメッシュ状。イオン発生装置から出る新鮮な空気を取り込めますね。
■運行路線
トイレなし3列独立シート車両を運行しているのは以下の路線です。
リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。
※2019年6月時点で運行している路線です
2019年5月から、トイレ付き3列独立シート車両が仲間入りしました。
これまでの3列独立シート車両との違いは、トイレがあるかどうか。そして最後列が3列か4列か、です。シートの形状やシート周りの設備は同じです。
トイレは車両の中央に設置され、通路よりも低い位置にあります。個室の中はそれほど狭くもなく広くもなく。着替えるのは少しキツイかもしれません。
トイレの中には手洗い所のほか、便座クリーナー、鏡、荷物掛け用のフックが。また、入口前の壁にも鏡がついているので、身なりを整えるのに便利。
なお、このトイレ付き車両の最後列は女性限定。4列シートですが、きちんと間に仕切りカーテンがあるのでプライバシーが確保できます。また料金は、3列独立シートよりも少し安くなります。
(トイレなし車両の最後列は3列独立シートで、女性限定ではありません)
カーテンは基本的にボタン留めですが、トイレ付近はマジックテープ留めです。
■運行路線
トイレ付き3列独立シート車両を運行しているのは以下の路線です。
リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。
※2019年6月時点で運行している路線です
(麻生のりこ)