桜島へは24時間いつでもフェリーでアクセスできる!? 鹿児島本港のフェリーターミナルとバス停をまとめて解説
鹿児島本港のフェリーターミナル&主なバス停
1)桜島フェリーターミナル
2)北埠頭旅客ターミナル
3)みしま旅客待合所
4)南埠頭旅客ターミナル
5)としま旅客待合所
6)種子・屋久高速船旅客ターミナル
フェリーターミナルの最寄りのバス停
7)高速船ターミナル(鹿児島本港)
8)水族館前
鹿児島本港へのアクセス方法
高速バスで直行! 鹿児島空港や九州各地からのアクセス
鹿児島中央駅からのアクセス方法
1)桜島フェリーターミナル
桜島フェリーターミナルからは、鹿児島本港~桜島間をたったの15分で航行するフェリーが発着します。
平日は102便、土日祝日は112便と頻繁に運行しており、運賃は片道大人200円と利便性の高い桜島フェリーですが、なんと! 24時間運航なんです。深夜帯は1時間に1本と便数は減りますが、24時間行き来ができることに変わりはありません(2023年5月調べ)。
鹿児島を訪れた観光客が一番利用するであろう、桜島フェリーターミナルの施設を紹介していきますね。
施設はコインロッカーに自販機、トイレ、喫煙室、待合室のみと非常にシンプル。チケット売り場はありません。乗客はフェリーターミナルに到着したら、乗船手続きをすることなく港内で待機しているフェリーに乗船し、桜島到着後に料金を払うシステムです。
2)北埠頭旅客ターミナル
鹿児島県の南方380~580kmにわたって点在する奄美群島。北埠頭旅客ターミナルからは、奄美群島に向かう「フェリーあまみ」と「フェリーきかい」が発着します。
3)みしま旅客待合所
鹿児島市から南西へ約100~150km離れた場所に位置する竹島、硫黄島、黒島。これらの離島に向かうフェリーは、みしま旅客待合所から発着します。
4)南埠頭旅客ターミナル
種子島・屋久島行きの船は、フェリーに高速船と2種類あります。こちらの南埠頭旅客ターミナルからは、種子島行きのフェリー「プリンセスわかさ」と屋久島行きの「フェリー屋久島2」が発着します。
5)としま旅客待合所
としま旅客待合所からは、屋久島と奄美大島の間、南北約160kmにわたって点在する十島列島方面のフェリーが発着します。
6)種子・屋久高速船旅客ターミナル
種子・屋久高速船旅客ターミナルからは、種子島行の高速船「ジェットフォイル ロケット」と屋久島行きの高速船「ジェットフォイル トッピー」が発着します。
高速バスで直行! 鹿児島空港や九州各地から鹿児島本港へのアクセス
鹿児島本港には、高速バス乗り場「高速船ターミナル(鹿児島本港)」があり、鹿児島空港や福岡、佐賀、熊本などから鹿児島本港へ直行できます。
福岡・佐賀~鹿児島間を運行する高速バス・桜島号と、熊本~鹿児島間を運行する高速バス・きりしま号は、鹿児島中央駅・天文館を経た後に「高速船ターミナル」に到着します。
高速船ターミナル(鹿児島本港)
「高速船ターミナル」バス停は種子・屋久高速船旅客ターミナルの目の前です。みしま旅客待合所、南埠頭旅客ターミナル、としま旅客待合所までは、距離にして約400~500mです。
「高速船ターミナル(鹿児島本港)」へ行く高速バス
鹿児島中央駅から鹿児島本港へのアクセス方法
新幹線の停車駅でもあるJR鹿児島中央駅から鹿児島本港にアクセスするには、市営バス停「水族館前」や前述の「高速船ターミナル」バス停の利用が便利です。
桜島フェリーターミナルと北埠頭旅客ターミナルに近いのが「水族館前」、その他ターミナルの最寄りバス停が「高速船ターミナル」です。
「水族館前」バス停へ
鹿児島中央駅の東口バスのりば【東5・東6】から市営バス【16番線 鴨池港・文化ホール線】に乗車してください。繁華街である「天文館」バス停を経由した後に、「水族館前」に到着します。
水族館前
「水族館前」は桜島フェリーターミナルのすぐ目の前です。「水族館前」から約400m離れた場所に、北埠頭旅客ターミナルがあります。
「高速船ターミナル」バス停へ
鹿児島中央駅の東口バスのりば【東5・東6番】に発着する、市営バス【26番線 唐湊線】は「天文館」「水族館前」バス停を経由し、「高速船ターミナル」に到着します。
その他のアクセス方法
JR鹿児島中央駅から鹿児島本港へのアクセスはその他に、天文館、市役所前、水族館前(桜島桟橋)、ドルフィンポートなどを経由し、高速船ターミナル(南埠頭)まで16分で結ぶバス・ドルフィン号や、JR鹿児島中央駅の一つ隣のJR鹿児島駅から徒歩(鹿児島本港桜島フェリーまでは徒歩7分程度)でもアクセスが可能です。
※ドルフィン号は平日限定1日1便(2023年5月調べ)
以上、鹿児島本港の各ターミナルの情報と、アクセス方法をお伝えしました。これから鹿児島県を訪れ、離島方面に行く予定がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
(為平千寿香)