絶景スポット満載の上高地の見どころと東京からのアクセス方法を紹介!バスツアー情報も
目次
東京から上高地へのアクセス
新幹線
東京駅から北陸新幹線で長野駅まで。長野駅から上高地までは高速バスを利用します。高速バスの運行は期間限定で、4月から11月ごろとなっています。
移動手段 | 乗車時間 | 料金 | |
---|---|---|---|
東京駅~長野駅 | 北陸新幹線 | 約1時間55分 | 7,810円 |
長野駅~上高地 | 高速バス | 約2時間55分 | 3,700円~ |
乗車時間:約4時間50分
料金:11,510円
乗り換え:1回
※2022年5月調べ
※新幹線は普通自由席の料金
特急
新宿駅からJR中央本線・特急あずさで松本駅まで。松本駅からは路線バス「ナショナルパークライナー」で上高地へ。路線バスは4月から11月ごろの期間限定で運行し、本数は1日2本、予約が必要です。
移動手段 | 乗車時間 | 料金 | |
---|---|---|---|
新宿駅~松本駅 | 特急あずさ | 約2時間30分 | 6,620円 |
松本駅~上高地 | 路線バス | 約1時間30分 | 2,570円 |
乗車時間:約4時間
料金:9,190円
乗り換え:1回
※2022年5月調べ
特急(新島々駅で乗り換え)
東京駅からJR中央本線・特急あずさで松本駅まで行き、松本電鉄に乗り換え新島々駅で下車。そこから路線バスで上高地へ行く方法もありましたが、大雨による被災で2022年5月現在、松本電鉄は松本駅から渚駅までは電車が不通。
現在は代行バスが松本駅から運行しています。代行バスで渚駅まで行けるので、松本電鉄が復旧するまでこちらを利用する方法もあります。
※松本電鉄(松本駅~渚駅)の運行再開は2022年6月10日(金)始発列車から。代行バスは6月9日(木)で終了
高速バス
新宿駅から上高地までアルピコ交通の「さわやか信州号」が運行しています。運行期間は、4月から11月ごろです。
乗車時間:昼行便 約4時間50分、夜行便 約7時間
料金:7,000~10,400円
乗り換え:なし
※2022年5月調べ
アクセス方法まとめ
東京から上高地までのアクセスは、高速バスが乗り換えもなく、料金も安く済みます。列車を利用する場合は、新幹線より特急の方が料金も安く乗車時間が短いのでオススメです。
乗車時間 | 料金 | 乗換回数 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
新幹線 | 約4時間50分 | 11,510円 | 1回 | |||
特急(松本駅乗り換え) | 約4時間 | 9,190円 | 1回 | |||
高速バス(昼行便) | 約4時間50分 | 7,000円 | なし | |||
※2022年5月調べ
沢渡駐車場・あかんだな駐車場(平湯温泉)から上高地へのアクセス
上高地はマイカーの乗り入れ禁止となっているため、自家用車でアクセスする場合でも、途中からシャトルバスかタクシーへの乗り換えが必要となります。日帰りの人は帰りのシャトルバスの時間を、しっかり把握しておきましょう。
シャトルバス乗り場は、長野県の沢渡駐車場と岐阜県平湯のあかんだな駐車場・平湯温泉にあります。
上高地までのアクセスは以下の通りです。
沢渡(さわんど)駐車場
自家用車でアクセスする場合、沢渡駐車場までの道は、シーズン中や長期連休中は大渋滞が起こることがあります。一本道なので駐車場が空くまで、長時間待つときも。
私が出かけたときは、朝5時の駐車場が開く時間にあわせて出かけました。それでも駐車場は満車に近い状態で、ぎりぎり停められました。車で行くときは、なるべく早い時間を目指していきましょう。収容台数が多いのは、市営第二駐車場です。
沢渡駐車場(市営第二駐車場・足湯公園駐車場)
0263-93-2556 24時間 普通車:700円/1日
Webサイト
※市営駐車場は他に第一(いっぷく平駐車場)、第三(かすみ沢駐車場)、第四(岩見平駐車場)があります
上高地シャトルバス(沢渡~上高地バスターミナル)
アルピコ交通 さわんど駐車場~上高地シャトルバス
シャトルバスの乗降地は6カ所あります。詳細は以下から。
沢渡駐車場・あかんだな駐車場(平湯温泉)~上高地のシャトルバス乗降地
タクシー(定額運賃)
沢渡~上高地バスターミナル 片道 4,600円
※上記運賃は普通車(定員6名以下)の値段です
※2022年5月調べ
あかんだな駐車場・平湯温泉
あかんだな駐車場は奥飛騨温泉郷にあり、上高地と一緒に秘湯を楽しむなら、こちらまで足を延ばすのもオススメ。渋滞も沢渡駐車場に比べると、比較的落ち着いています。
あかんだな駐車場
上高地シャトルバス(あかんだな駐車場・平湯温泉~上高地バスターミナル)
濃飛バス 高山・平湯温泉から上高地へ
シャトルバスの乗降地は3カ所あります。詳細は以下から。
沢渡駐車場・あかんだな駐車場(平湯温泉)~上高地のシャトルバス乗降地
タクシー(定額運賃)
あかんだな~上高地バスターミナル 片道 5,000円
※上記運賃は普通車(定員6名以下)の値段です
※2022年5月調べ
見逃せない上高地の絶景スポット
長野県松本市にある上高地。北アルプスの中にある広い谷で標高は1,500メートルほど。上高地の観光シーズンは、毎年4月下旬から11月中旬までとなっています。
絶対に見逃せない絶景スポットはこちら。
河童橋
上高地を代表する絶景スポット。上高地を流れる梓川に架かる木製のつり橋で、橋の上から穂高岳や焼岳を望めます。人気の撮影スポットでもあり、四季折々の美しい写真を撮れますが、個人的には新緑が美しく、穂高連峰の残雪の白が青い空に映える5月・6月がおすすめです。
大正池
1915年(大正4年)の焼岳の噴火により、梓川がせき止められ一夜にして現れた大正池。エメラルドグリーンの池の中に木々が立ち枯れ、幻想的な景色となっています。
特に早朝の朝靄が漂う大正池の美しさは言葉を失うほど。早朝の上高地は夏場でも結構冷え込むため、長袖の上着を忘れないようにしてください。
田代池・田代湿原
原生林の森を抜けると突然目の前に湿原が広がり、澄んだ水を湛えた田代池があります。水面には穂高連峰が映り込み、そこだけ時が止まったような穏やかな風景です。
新緑や紅葉の季節も美しいですが、湧水のため凍結することのない田代池を、霧氷に包まれた木々が囲む初冬の神秘的な美しさも必見。
明神池
一之池と二之池の大小2つからなる湧水がたまってできた池で、伏流水が湧き出ているため透明度が高く、「鏡池」とも称されています。縁結びや諸願成就の神様を祀っている穂髙神社の敷地内にあるため、パワースポットとしても有名。拝観料300円が必要です。
河童橋から大正池までは約4km。普通に歩いて1時間ほどの距離です。河童橋から明神池までも同じような距離。上高地はマイカー規制を行っているため、すべての人がバスで向かうことになります。バスの終点「上高地バスターミナル」から河童橋までは、歩いて10分ほど。
つい、終点まで行ってしまいそうになりますが、効率的にまわりたい場合は、「大正池」バス停で降りて散策するという方法もあります。
大正池⇒田代湿原・田代池⇒河童橋⇒明神池⇒バスターミナルと歩いて約3時間。ゆっくり見てまわっても4時間ほど。普段あまり運動していない人でも、少し頑張れば歩ける距離です。
上高地へ行くバスツアー
電車を利用すると乗り換えが多い上高地。自家用車を利用する場合は、渋滞に注意が必要です。バスでも渋滞は避けられませんが、バスなら渋滞しても運転に負担がかかることはありません。体力を温存して、上高地を存分に楽しみたいなら、バスツアーを利用するのもお勧めです。
東京から上高地へのバスツアーは日帰りなら8,000円程度からあり、交通費を考えるとお得です。中には、ワイナリーに立ち寄れたり、料金はアップしますが有名ホテルでのコースランチを楽しめるツアーなどがありますよ。
上高地へ行くなら、今回紹介したアクセス方法やバスツアーをぜひ利用してみてくださいね。
(さとちん)