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JRバスグループが中心になって運行している、夜行バス「ドリーム号」。東京~大阪間の路線では、全車両でトイレ・フリーWi-Fi・コンセントが利用できます。そんな車両に搭載されている7種類のシートを比較し、まとめました。
乗り心地、車内設備、値段など目的にあわせてバス便を選ぶ際の参考にしてみてください。
ドリーム号の車両には、以下7種類のシートがあります。
シート名 | シートタイプ | Wi-Fi | コンセント | リクライニング 角度 | シート幅 |
---|---|---|---|---|---|
プレシャスクラス | 2列独立シート | ◯ | ◯ | 156度 | 61cm |
アドバンスクラス | 3列シート | ◯ | ◯ | 148度+チルト機能 | 46.5cm |
プレミアムシート | 2列独立シート | ◯ | ◯ | 156度 | 60cm |
スーパーシート | 3列シート | ◯ | ◯ | 141度+チルト機能 | 52.5cm |
新型クレイドルシート | 3列シート | ◯ | ◯ | 138度+チルト機能 | 46.5cm |
クレイドルシート | 3列シート | ◯ | ◯ | 138度+チルト機能 | 46.5cm |
4列シート | 4列シート | ◯ | ◯ | 131度 | 44cm |
以下、それぞれのシートで、シート幅や車内設備、搭載されているバスなどを解説しています。
JRバスの中でもっとも豪華なドリームルリエに採用されているのが、プレシャスクラス。
プレミアムドリーム号に搭載されているプレミアムシートにパーテーションを付けた2列シートです。
座席幅61cmと寝返りも打ててしまうほどゆったりサイズで、パーティション付き、半個室のような空間でレッグレストにはヒーターも設置されており、より快適に過ごせます。座席数は、ドリームルリエ1号・2号に4席、101号・102号に6席用意されています。
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プレシャスクラスと同じく、ドリームルリエに採用されている3列シートです。グランドリーム号に搭載されている新型クレイドルシートをベースとしています。
アドバンスクラスでは、リクライニング機能を向上し、シートピッチは1m以上と足元もゆったりスペースを確保。前後の座席を仕切るカーテンや2列の座席の間にもパーティションが付けられています。
座席数はドリームルリエ1号・2号に14席、101号・102号に10席用意されています。
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2列独立シートのプレミアムシートです。プレミアムドリーム号、プレミアムエコドリーム号などに採用されています。セパレートカーテン付きで、プライベート空間をしっかり保てるのが特徴。
シート幅は60cmととてもゆったりサイズで、リクライニング角度は156度。寝返りも打ててしまうシートです。前後のスペースも広々しており、足を存分に伸ばせます。
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プレミアムドリーム号、プレミアムエコドリーム号などに搭載されているシートです。
3列独立シートで、シート幅は従来のものより7cm広い52cmとゆったり。レッグレスト・フットレストもついています。全席プライベートカーテン付きです。
グランドリーム号やグラン昼特号に搭載されています。こちらも3列独立シートです。
まるでゆりかごの中でやさしく包み込まれるようなシートという意味合いで、英語のゆりかごという意味のクレイドル(cradle)と名付けられたそう。
スタンダードな「ドリーム号」に搭載されている従来のクレイドルシートと比べると、背もたれを倒すと連動してフットレストが持ち上がる仕様だったり、身体へのフィット感も抜群だったりと、ゆっくりくつろげると評判です。
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ドリーム号などに搭載されているのがクレイドルシートです。3列シートで、こちらもプライベートカーテン、レッグレストやフットレストも付いています。
ドリーム号の中でもっとも経済的に利用できるのが4列シートです。その分、フットレストやレッグレストが付いていないシンプルな作りですが、コンセントやWi-Fiは利用できます。
エコドリーム号、プレミアムエコドリーム号などに搭載されています。
青春エコドリーム号(西日本JRバス)の4列シートで東京駅八重洲南口→大阪駅(梅田)へ
JRバスグループの高速バス、ドリーム号の紹介でした。(※2018年11月現在)
ドリーム号は、カーテン、Wi-Fi、トイレ付きな上、シートのグレードも高いバスが多く、移動中はゆったり過ごしたいという人には特にうれしいバスが多いのも特徴です。旅の目的や好みに合わせて選んでください。
(バスとりっぷ編集部)