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新幹線移動に適した服の特徴を3つのポイントに分けてご紹介します。
■1. シワになりにくい生地
新幹線で移動している間はずっと座りっぱなしになるため、背中から腰にかけて服にシワがよりやすくなります。新幹線で長時間移動する際は、なるべくシワになりにくい生地を使った服を選びましょう。
たとえばポリエステルやナイロン、ウールなどの素材は反発性と伸縮性に長けているため、シワになりにくい傾向にあります。元からシワ加工が施されているコットンやリネンの服を選ぶというのも一つの方法です。
■2. ストレッチ素材
長時間同じ姿勢を取り続けると体が強ばってしまうため、座席で体勢を変えたり、背伸びしたりしたいと思う人も多いでしょう。
ただ、新幹線の座席まわりは狭いので、体を思うように動かすのは困難です。特に生地が伸びにくい服を着ていると体を動かしにくいので、新幹線に乗るときはなるべくストレッチの効いた素材の服を着用するのがおすすめです。具体的には、弾性や柔軟性の高いポリエステルが混ざった混紡素材の服を選ぶと、狭い座席でも体を動かしやすくなります。
■3. ロング丈のスカート
スカートは、立っているときよりも座っているときの方が丈が短くなります。膝丈のスカートも、座席に座ると裾が膝上まで上がってしまい、足の露出が大きくなってしまうことがあります。
周囲の視線が気になるのはもちろん、足元が冷える原因にもなりますので、新幹線でスカートを履く場合は、膝丈よりも長いロングスカートやマキシスカートを選びましょう。
新幹線での移動を楽にするための服装選びのポイントを2つご紹介します。
■1. 基本はゆったりめのコーディネートがベスト
締めつけのきついタイトな服装をしていくと、新幹線の座席で窮屈な思いをする可能性があります。新幹線に長時間乗車する場合は、なるべくゆとりのある格好を心掛けた方がよいでしょう。
たとえばパーカーやオーバーサイズのシャツ、ワイドパンツやフレアスカートなど。シルエットが気になる場合は、細身のストレッチパンツを着用するのがおすすめです。
■2. 脱ぎ着しやすい上着を持っていく
新幹線の車内は空調が効いていますが、体感温度には個人差がありますので、人によっては暑さ、寒さを感じることがあります。車内でも簡単に体温調節できるよう、カーディガンやジップアップパーカーなど、手軽に脱ぎ着できる上着を一枚持っていくと便利です。
なお、ナイロン製のウインドブレーカーなど、動くたびにカシャカシャと音がなるタイプの上着は他の乗客の迷惑になることがありますので、できれば避けた方が無難です。
新幹線で快適に過ごすために持っていきたいアイテムを5つご紹介します。
■1. 膝掛け
足元の冷え防止に、膝掛けを一枚持っていくと便利です。薄手のものを持っていけば、荷物にならずに済みます。
■2. スリッパ
新幹線での移動が長時間に亘る場合は、スリッパに履き替えると足元が楽になります。携帯用スリッパであればコンパクトに畳んで収納できるので、持ち歩きも楽チンです。
■3. ネックピロー
ネックピローとは、座席に座ったときに首を支えてくれる枕のことです。長時間新幹線の座席に座っていると首が疲れやすくなりますが、ネックピローを首に巻いておけば負担を軽減できます。
■4. アイマスク
新幹線で寝て過ごしたいという人は、アイマスクを持参しましょう。周囲の照明を手軽にシャットアウトできるので、明るさが気になって眠れない人におすすめです。
■5. フットレスト
足の疲れが気になる場合は、携帯型のフットレストを持っていくのも一つの方法です。床置きタイプと、前の座席についたテーブルに引っかける吊り下げタイプの2種類がありますが、後者の方が小さく折り畳んで収納できます。
フットレストを使うと足が楽になりますが、通路側で使うと窓側の席にいる人が移動するときの邪魔になりますので、窓際の席を取ったときに利用した方がよいでしょう。
新幹線で長時間移動する際は、体に余計な負担をかけないよう、ゆったりめの服装を心掛けるのがポイントです。シワが気になる場合は、ナイロンやポリエステルなど、シワが寄りにくい素材を使った服を選ぶとよいでしょう。
合わせて、スリッパやネックピローなどのグッズを活用すれば、新幹線での長距離移動でもストレスを感じにくくなります。また、お出かけの服装選びの際は天気予報専門メディア「tenki.jp」の情報も参考にしてみてください。