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ホールインワンの達成は滅多にあることではありません。アマチュアゴルファーはもちろん、プロゴルファーであっても非常に稀な出来事です。
■ホールインワンの最多記録
しかし、そのホールインワンを59回も成し遂げたという人が存在します。その名はノーマン・マンレー。アメリカ・カリフォルニア州出身のアマチュアゴルファーです。なお、彼のホールインワンの年間最多記録は4回。2ホールで2回ホールインワンを出したこともあるそうです。
■ホールインワンの最年少記録
また、最年少でのホールインワン記録はクリスチャン・カーペンターという少年で、1999年12月18日、4歳と195日という若さでホールインワンを達成。ギネス記録にも認定されています。ちなみに、タイガー・ウッズが最初にホールインワンを達成したのは6歳のときということです。
■ホールインワンの最長記録
そして、最高齢でのホールインワン記録を持つのはアメリカ・フロリダ州に住むガス・アンドレオン。2014年12月17日、御年103歳で113ヤードのショートホールにてホールインワンを達成しました。なお、彼にとってこのホールインワンは人生で8度目のホールインワンだったそうです。
アマチュアゴルファーの多くが最初に目指すのはスコア100を切ること。しかし、プロゴルファーの世界ではその半分ほどのスコアが出されています。
現在最小スコアとして記録されているのは2012年5月12日にアメリカ・オクラホマ州で開催されたミニツアー「ゴルフウィーク・ナショナルプロツアー」での「55」というスコア。オーストラリア出身の当時26歳だったライン・ギブソンが打ち出し、ギネス記録に認定されました。
ちなみに、それまでの最小スコアは2010年5月2日の「中日クラウンズ」の最終日に、当時18歳の石川遼が打ち出した「58」。この記録は世界最小ストロークとしてギネス記録にも認定されました。
また、石川遼は15歳8カ月という若さでツアー初優勝も果たしており、この記録もまた男子ツアーの世界最年少記録としてギネス記録に認定されました。
ドラコンとは「ドライビングコンテスト」の略称で、ドライバーを使ってどれだけフェアウェイを捉えながら遠くに飛ばせるかを競うものです。トッププロの場合、平均飛距離は300ヤード前後。アマチュアの場合、250ヤード以上を飛ばすと「飛ばし屋」と称されます。
そして、現在の世界最高記録はアメリカ・オハイオ州出身のスコット・スミス選手の「
539ヤード」。国内の最長飛距離は岡部健一郎プロの「431ヤード」です。
私たちが1日にラウンドで回るホール数といえば18ホールが一般的ですが、「24時間に何ホール回れるか」という記録に挑んだ人がいます。
2004年、カナダのロブ・ジェームズは6月21日~22日までの24時間で、9ホール3002ヤードの「ビクトリアGC」で、851ホールをプレーし、ギネス記録として認定されました。
851ホールを18ホール(1ラウンド)で割ると、47ラウンドと5ホール。つまり、単純計算で1ラウンドを30分程度で回ったことになります。もちろんカートを使用しての挑戦ではあるものの、正確にボールを飛ばす技術を持ち合わせてなければこのような記録は成しえません。ロブ・ジェームズは現在カナダの「ストーニープレインGC」のヘッドプロを務めているということです。
世界一長いゴルフ場は、ゴルフにゆかりのあるヨーロッパ地方ではなく、中国・雲南省の昆明にあります。その名も「ジェードドラゴン・スノーマウンテン」で、中国名では「王龍雪山」。13ある山脈の頂が万年雪によって常に白く覆われていることからそう呼ばれるようになったそうです。
そんなジェードドラゴン・スノーマウンテンのコースは「8548ヤード」。さらに、一番高い場所は標高3,100mにものぼるため、カートには酸素ボンベが常備されているそうです。
ゴルフの珍しい記録や面白い記録には、今回ご紹介したもの以外にもさまざまなものがあります。スコアに伸び悩むときや、なんとなく調子が上がらないというときは、自分なりのちょっと変わった記録に挑戦してみると気分転換になるかもしれません。
また、ゴルフに関するトリビアはラウンド中の緊張感をほぐすきっかけにもなるでしょう。
より楽しいラウンドにするのであれば、プレー日の天気は重要です。「tenki.jp」の「全国のゴルフ場の天気」では、全国にあるゴルフ場の天気をピンポイントでチェックできます。当日や翌日だけではなく、10日間の天気もチェックできるため、スケジュールの調整にぜひご活用ください。