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スマートフォンやパソコンなどの利用で、随分と『字を書くこと』から遠ざかったと思う方も多いかもしれません。それでも、仕事であれば伝言メモ、日常であればやることリストや記名など、文字を書く機会は思っている以上に多くあるものです。自信を持って字を書いているという方は少数のように感じます。そしてそのような、ふとした時に見かけるキレイな文字で書かれたメモに憧れや好印象を感じた経験がある方も多いはずです。意外かもしれませんが、いつもより少し気をつけるだけで、キレイな文字を書くことができるコツがあるんです。まずは4つ、ご紹介しましょう。
1. 正しい姿勢で書く
2. キレイな文字を想像し、正しい書き順で書く
3. 丁寧に書く
4. (無地であっても)罫線を意識する
この4つだけでも、十分にキレイな文字を書くことができます。また、美文字を目指して文字を練習すると、クセや筆圧など、人それぞれに気づきがあるものです。コツさえつかめば、文字が大きく違ってきますので、ぜひ挑戦してみてください。
以降は簡単に『美文字練習』を始める方法をご紹介します。ご自身に合ったものを探す参考になさってください。
最初にご紹介するのは書籍です。多くの本屋には文字練習用の書籍が並んだコーナーがあります。種類も筆や万年筆、ボールペン、鉛筆などの筆記具を基準で選ぶことができます。他にも楷書や行書などの書体を学ぶものがあったり、ビジネス単語を多く扱った日常生活のシーンに寄り添ったもの、俳句や短歌などを題材にして、言葉の意味や背景とともに学ぶものなど、選択肢が豊富にあります。どんなものを使ったらいいか迷ったら、書店に行くことをおすすめします。大抵は書き込み式になっていて、見本としっかりとした解説で順を追って美文字へと導いてくれます。ムック本などの雑誌に近い形で、値段も手に取りやすいものもあります。ぜひ、チェックしてみてください。
筆記具を販売をするメーカーや店舗が、動画で美文字を書くコツを紹介していたりもします。また、YouTubeなどでも多くの動画がアップされています。見るだけでも、多くのコツが紹介されていて、試し書きをしたくなるような気持ちにさせてくれます。モチベーションをアップさせたり、スキマ時間を活用するなど、最も気軽に始めることができます。注意したいのは、視聴するだけで、実際に自分でも練習しないと、コツをすぐ忘れやすく、また、上手になった気になってしまうので、視聴後には必ず復習しましょう。
インターネットのページではお手本を検索したり、文字の書き順や美しい書体を見ることができます。上手に書いてみたい文字がある人にとっては、とても重宝しますよね。他にも、上手になるためのハウツーや、文字の概形から見たコツなど、目から鱗の情報が多く眠っています。最近では、TwitterやInstagramなどのSNSでも、書道家の方がコツをシェアしてくれています。日常的にSNSを使われている方は、フォローしてみるといいかもしれません。
初めてやってみようという人は、筆記具ならば、書き直しがしやすい『鉛筆』がおすすめです。またノートは十字の罫線が入っている、小学生が使うような『こくごノート』で楷書から始めるのがおすすめです。ぜひ、『美文字練習』に挑戦してみてくださいね。