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出社後はまず、気象や世間のトレンドについて情報収集を行います。
気象資料で今日の天気をチェックするのはもちろん、Yahoo!ニュースやTwitterを見て世の中のトレンドをチェックします。
世の中の人が現在、どれほど天気に注目しているかを知るためです。
撮影日の2/21は、比較的穏やかな天気でした。情報収集や記事執筆者との相談を通して、今年の夏の予想や、青森県の積雪の記録更新、花粉などの話題をメインに発信することに決定しました。
こうしてその日の記事方針が決まったら、全国にいる記事執筆者に共有します。
日本気象協会は全国に支社・支店があり、各地の気象予報士が記事を執筆しています。そのため、全国的な天気から地域ごとの詳しい天気まで、リアルタイムにお届けすることができているんです。
この日は、酸ヶ湯の積雪深が4mを更新しました。記録が更新される前から記事を準備しておいて、データが更新されたらすぐに記事を配信します。
情報発信はスピードが重要なんですね。
その後はひたすら、記事のチェックと相談・配信を行います。こうして、最新かつ正確な情報を、皆さんにお届けしています。
退社前は、1日チェックしていた予報やトレンドを元に、今後の記事方針を示しておきます。
気象は常に変化し続けるものであり、tenki.jpも24時間ノンストップで情報を発信し続けています。
そのため、情報発信デスクがいない夜の時間帯も迷わずに記事を書いてもらえるように、どんな内容の記事が必要とされるのかを記事執筆者に向けて共有します。
安齊気象予報士は、ユーザーの皆さんが天気と上手に付き合って生活していくことをサポートできるような情報発信をしていくことが目標だそうです。
これからも皆さんの日々の生活に役立つような情報をお届けしていきます。ぜひ今後の記事もチェックしてくださいね。
動画解説:安齊理沙