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冬の北海道で雪や氷のアクティビティもいいけど、熱気球に乗って、上空から北海道の真っ白な広い大地を眺めるツアーがあることをご存じですか。
熱気球に乗れるのは北海道のほぼ中央に位置する富良野。キリッと冷える冬の朝、熱気球はゆっくりと上昇し、600mほどまでのぼります。東京タワーの高さが333m、東京スカイツリーの高さが634mなので、その高さがだいたい想像できるのでは。気球の下には白銀の広大な富良野の大地が広がり、眼下の街並みはまるでミニチュアのよう。遠くには十勝岳連峰の山並みがダイナミックに連なります。20~30分の上空散歩は、北海道の冬の貴重な思い出となることでしょう。
詳しくは「遊び屋」公式ホームページをご覧ください。
帯広に近い十勝川温泉では、早朝限定の熱気球が体験できます。上空30mまで上昇し、気嵐の立つ十勝川や、白い日高山脈を眺めながら、キーンとシバれる冬の朝の空気を感じることができるツアーです。早朝の寒さもまた、北海道旅行のいい記念になるかもしれませんね。
詳しくは「十勝ネイチャーセンター」公式ホームページをご覧ください。
日本で流氷を見ることができるのは、北海道のオホーツク海側だけで、毎年1月下旬ころから流氷が接岸しはじめ、流氷が観測された初日がニュースになったりします。特に、知床半島の西側は最盛期になると、海が氷で覆われ、まるで北極や南極の海のように真っ白になります。
北海道では、このような流氷の上を歩くツアーがあります。その名も「流氷ウォーク(R)」。
流氷は、はるかサハリンの北東部から1000kmもの道のりをへて、知床まで南下してきます。流氷ウォーク(R)では、特殊なドライスーツを着て、この神秘的な流氷に触れたり、乗ったり、氷が浮かぶ海に入ったりすることができます。流氷の状況や天候など、条件がそろえば、幌別海岸では沖合約300mまで、ウトロ新港では沖合約800mまで歩くことが可能。水平線の向こうまで白く覆われている氷の海をじかに堪能できます。
流氷に触れ合うことができるのは、冬の北海道のオホーツク海側だけ。一度は流氷の上を歩いて神秘の光景を見てみたいものですね。
詳しくは「シンラ」公式ホームページ、及び、「流氷ウォークのよくある質問」を参照。
流氷がどうのようにして日本に流れてくるのかはこちらを参照。
雪が積もる北国ならではのアクティビティの一つに、犬ぞり体験があります。犬好きの方ならなおのこと、カワイイ犬たちにソリを引いてもらって、一度は大雪原の中を走り抜けてみたいもの。北海道のほぼ真ん中に位置する南富良野では、本格的な犬ぞり体験ができます。
アップダウンやカーブがあるコースを、7~12頭の人なつっこいワンコがソリを引くという、冬ならではのアクティビティ。コースは決して平坦な道ではなく、上りあり、下りありの雪原なので、時にソリを押して犬を助けたり、転倒することもしばしば。雪の中、犬と人が協力しあって進むという、本格的な犬ぞり体験です。
室内で犬ぞりのレクチャーを受けた後、犬に挨拶し、自分でハーネスをつけて、ロープをセットし、いざスタート。犬に大きな声で指示し、ソリをコントロールなどなど。無事にゴールできた時の感動はひとしおです。ガイドがスノーモービルで伴走するので、初めての人でも安心。
詳しくは「北海道アドベンチャーツアーズ」公式ホームページをご覧ください。
北海道のほぼ中央、大雪山国立公園の南端に位置する然別湖(しかりべつこ)。湖面は海抜804m。冬になると毎年、氷結する湖面に“幻の村”が現れます。それが「然別湖コタン」。1980(昭和55)年から始まりました。
湖面から切り出した氷と、湖に積もった雪を湖水で固めたアイスブロックを利用して、アイスバーやアイスチャペル、アイスロッジやジオパーク イグルーなどの建造物がつくられます。氷でできたアイスバーでは、氷のグラスにドリンクが注がれ、週末の夜などはコンサートホールに。また、夜の湖上を散策するナイトウォッチングも人気のアクティビティの一つです。
そして、今年も湖上に、氷上露天風呂と氷上足湯がつくられました。お湯は源泉からパイプラインで運ばれた温泉。白い絶景が広がる極寒の湖上で湯船に入りながら、北海道の大自然を味わうことができるのは、然別湖ならでは。
キーンと冷え込む北海道、氷結する湖上に並ぶ氷の建物。然別コタンで北海道のシバれる冬を楽しんでみてはいかが。
詳しくは「然別コタン」公式ホームページをご覧ください。