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<野菜など>
しめじ、しいたけ、まつたけ、まいたけ、えのき、エリンギ、マッシュルームなどのキノコ類、かぼちゃ、ぎんなん、さつまいも、さといも、じゃがいも、青梗菜、つるむらさき、冬瓜、むかご、ルッコラ、かぶ、あずき、落花生、ごま、他
露地物のショウガも出まわりはじめているので、ショウガご飯などは、いかがでしょうか?上記の秋の味覚を一緒に炊き上げたご飯は格別ですね。
夏の収穫後の貯蔵で甘みがまし、食べごろとなるかぼちゃや冬瓜。かぼちゃはハロウィンの代表的な野菜です。神様に備えたものを、火が通りにくいものから順々に「おいおい」「めいめい」鍋にいれて煮込んだために、その名がついたという説もある「いとこ煮」も美味しいですね。
<果物>
いちじく、かき、かぼす、すだち、かりん、栗、ゆず、りんご、他
すだちは10月で旬も終わりでしょうか。青蜜柑も出回りはじめました。
いちじく、かきはサラダにいれても彩がよく美味しいです。
栗の渋皮煮や栗の甘露煮作りも楽しみな季節です
<魚、海産物>
いわし、えぼだい、うなぎ、かつお、さけ、いくら、さば、さわら、さんま、はたはた、はも、ぼら、いせえび、毛ガニ(季節により北海道の各地を移動)、他
秋冬に旬を迎える赤カマスは、一寸ごとに味が変わると言われ、大きいほど美味しいとされています。20cm程度なら開き干し、30cm程度は煮付けや塩焼き、40cmにもなると脂ものり、身がしまるので刺身にできるほど美味しいと言われています。
白米や季節の旬食材のご飯で楽しむのは、秋ならでは。楽しみつくしたい方に、簡単だけど少しアレンジを加えたレシピをご紹介します。
●カリカリおこげの素
<材料>
温かいご飯300g(お茶碗二杯程度)
<作り方>
1、ご飯をバットに広げ、水で軽く濡らした手でおさえ、薄く伸ばします。
2、1を天日もしくは室内で干します。ご飯が乾燥してバットからはがれたら、上下を繰り返し、適当な大きさに手で割って、さらに1~2日完全に乾かします。最後に一口大に割り、ポリ袋などで保管します。
保存は常温で半年ほど持ちます。食べる時に、油で揚げたり炒めたりします。
中華あんかけや、ラープ(タイ風サラダ)、スープに浮かべたりして、カリカリサクサク感と香ばしさをお楽しみください。
<参考>
萩野恭子 「「とっておきの保存食 安心手しごと90品」NHK出版
お月見といえば9月の「十五夜」が有名ですが、「十三夜(じゅうさんや)」はご存知ですか? 古来、完全な形より、少し不完全な部分もあるのが味わい深い十三夜は、「十五夜」に次いで美しく、両方を味わうのが風流とされてきました。ちょうど栗や豆の収穫期に当たり、これらをお供えするために、「栗名月」「豆名月」とも呼ばれています。十三夜は旧暦の9月13日、現代の暦では年ごとに異なり、2022年は10月8日(土)の月がそれにあたります。
スイーツ店には、秋のお菓子が目白押しですね。栗の渋皮煮、和栗ペーストや洋栗ペーストのモンブランの他、さまざまな季節のお菓子を探してみるのも楽しいですね。
今月も五感を使って季節をぜひ楽しんでください。素敵な10月をお過ごしください。