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札幌市の中心部から車で1時間ほど。支笏湖(しこつこ)の北部に位置する定山渓(じょうざんけい)は、支笏洞爺(しこつとうや)国立公園内にあります。開湯から155年あまりの湯どころで、豊平川(とよひらがわ)沿いの渓谷は紅葉が美しい温泉街です。渓谷周辺は、無意根山や空沼岳、札幌岳などの火山による山岳地形で、山には高山植物が生育する豊かな自然に囲まれています。
定山渓の紅葉が鮮やかで美しいのは、山に囲まれた渓谷ならではの寒暖の差が関係しているといわれており、なかでも、定山渓ダムと豊平峡ダムは紅葉の名所です。
広い定山渓では、五つの絶景紅葉エリアへと向かうバスが運行されています。バスで行ける五大紅葉エリアは、札幌国際スキー場、八剣山、定山渓温泉、定山渓ファーム、豊平峡ダムの五つのエリア。ガイド付きのツアーバスもあり、温泉街から気軽に紅葉スポットを回ることができるのでオススメです。
定山渓
■所在地:札幌市南区定山渓温泉
■問い合わせ:011-598-2012(定山渓観光協会)
※詳細は公式サイトをご参照ください。
道央の紅葉見頃情報
道央のお出かけスポット天気
室蘭から車で20分ほど。2008(平成20)年にサミットが開催されたことでも有名な洞爺湖(とうやこ)は、カルデラ湖としては日本で3番目の広さを誇ります。秋になると、洞爺湖をぐるりと囲む山々が赤や黄色に色づき、湖のどこから眺めても、北海道らしい紅葉を楽しむことができます。
洞爺湖の真ん中には、大小あわせて四つの島が浮かんでいて、これらを総称して「中島」とよばれています。洞爺湖汽船の遊覧船に乗ると、湖の上から山々の紅葉を眺めつつ、中島に上陸することも可能。運がよければエゾリスなどの野生動物に出会えるかも。
4月末から10月いっぱいまでは、毎夜20:45から約20分間、洞爺湖の夜空に花火が打ち上げられます。花火は洞爺湖温泉街のどこからでも見えるだけでなく、花火鑑賞船も運行しているので、陸からでも湖上からでも楽しむことができます。
洞爺湖周辺は温泉も充実。また、湖周辺には多数の果樹園があるので、秋はぶどう狩りやりんご狩り、プルーン狩りなども楽しめますよ。
洞爺湖
■所在地:虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉
■問い合わせ:0142-75-4400(洞爺湖町役場 経済部 観光振興課)
※詳細は公式サイトをご参照ください。
道南の紅葉見頃情報
道南のお出かけスポット天気
札幌の東に位置し、札幌から車で約1時間あまり、千歳空港から40分ほどで行ける夕張市。市内を流れる夕張川によって浸食された渓谷は、大小さまざまな滝と、不思議な形の奇岩が多数見られ、北海道らしいダイナミックな自然を堪能することができます。
滝の上公園は、この見事な渓谷の景観が楽しめるスポットで、別名は「ポンソウカムイコタン」。アイヌ語で「北方の神々が住むところ」という意味で、特に秋の紅葉は山と渓谷が赤や黄色に色鮮やかに染まるため、道内外の人々にも人気の紅葉エリアです。夕張川に架かる千鳥橋、滝の吊り橋はともに朱色で、渓谷の紅葉と見事な調和をなすとともに、橋の上からの景観もまた感動ものです。
滝の上公園
■所在地:夕張市滝ノ上5
■問い合わせ:0123-52-3128(夕張市役所 夕張市地域振興課 商工観光係)
※詳細は公式サイトをご参照ください。
道央の紅葉見頃情報
道央のお出かけスポット天気
函館から車で約50分。大沼国定公園は道南で唯一の国定公園です。頂上がツンと尖った駒ヶ岳を中心に、大沼湖、小沼湖、じゅんさい沼をはじめ、大小さまざまな湖沼があり、これら自然豊かな周辺地域一帯が国定公園に指定されています。湖沼のなかで最も大きいのが大沼湖で、その次に大きいのが小沼湖。これら二つの湖には100以上もの小島が浮かび、中には橋で結ばれている島も。この繊細で箱庭的な風景は「湖の松島」ともいわれています。
10月中旬になると道南も紅葉の季節が始まります。青い空と駒ヶ岳を背景に、あたり一帯が赤や黄色に色づき、穏やかな湖面に色とりどりの紅葉が映る光景はまさに絶景。湖周辺には木漏れ日が降り注ぐ複数の散策路があるほか、遊覧船やカヌーに乗れば、湖上から紅葉を眺めることも。また、湖畔の周遊道路で湖を一周するサイクリングもオススメです。秋も深まると湖や林には渡り鳥たちが集まってくるので、バードウォッチングもできますよ。
大沼国定公園
■所在地:亀田郡七飯町字大沼町
■問い合わせ:0138-67-2170(大沼観光案内所)
※詳細は公式サイトをご参照ください。
道南の紅葉見頃情報
道南のお出かけスポット天気