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今回ご紹介するレシピの要は、親子丼やカツ丼のような卵でとじる丼の、甘めのお醤油味を決める「タレ」と「卵の調理」です。この2つをマスターしてしまえば、具材はアレンジが自在です。せっかくですので、ちょっと豪華な気分になるカツ丼を例にして、作り方をご紹介します。カツについては、出来合いのものや、冷凍庫にストックしてあるようなレンジ調理のものでも、十分に美味しくいただけます。丼作りに慣れたら、自分で揚げたカツや、ちょっといいところのカツを使って、さらに格上げしてみても良いかもしれませんね。タレと卵の絡みで、ご飯がたくさん進むこと間違いなし。さっと作ることができるので、忙しかったり、疲れている日のメニューにも向いています。
今回は4人分を目安に調理をしようと思います。
<材料>
カツ 4人分
玉ねぎ 1個
長ネギの青い部分 10cm
卵 8個
水 200cc
醤油 大さじ3
みりん 大さじ3
酒 大さじ3
砂糖 大さじ1強
だしの素(顆粒)小さじ1と1/2
<作り方>
1. カツは、最後にトースターでカリッと焼き目をつけますので、トースターにカツを準備しておきます。
2. フライパンを準備します。
3. 玉ねぎは1cm程度にスライスして、そのままフライパンに入れます。長ネギは細く輪切りにして置いておきます。
4. 3.のフライパンに水、醤油、みりん、酒、砂糖、だしの素を入れ、中火にかけます。
5. 卵をボウルに割り入れます。切るように数回混ぜるだけにします。*完全にとき卵にしてしまわないほうが美味しいです。
6. トースターのカツを仕上げるようにスタートさせます。
7. フライパンのつゆが沸騰して、玉ねぎの色が変わったら、卵の1/3を回し入れます。
8. 再びつゆが沸騰したら、カツを入れます。
9. 残っている卵の半量を再び回し入れ、沸騰したら、残りの卵を全て回し入れて、火を止めます。
10. 丼にご飯をよそって、具をのせ、刻んだネギを散らせば完成!出来上がりです。
お好みで七味唐辛子を振りかけると、さらにおいしくなりますよ。
「カツ丼」は、ちょっとリッチな気分になる、エネルギー満点の丼ではないでしょうか。そして全国的にも知られている「定番の丼」のひとつ。地域性などあったりするのか、気になりませんか?少し調べてみました。カツ丼を食べる時の話のネタにでも、楽しんでくださいね。
☆ご当地カツ丼☆
1. 信州・ソースカツ丼
ご飯の上に千切りキャベツをしきつめ、熱々のカツをソースに潜らせて乗せた丼です。学校の給食にも出るほど、信州では定番だそうです。
2. 福井・ソースカツ丼
お箸で切れるほどに柔らかいカツを、ウスターソースがベースのタレに潜らせて丼にしています。
3. 会津・ソースカツ丼
ご飯の上に千切りキャベツをしきつめて、カツをのせ、ケチャップや酒などを加えたウスターソースがかかった丼です。
4. 下仁田カツ丼
ご飯の上に、揚げたカツをさっと醤油だれに潜らせた、さっぱりと食べられる丼です。
5. 新潟・タレカツ丼
ご飯の上に、特製の醤油だれに潜らせたカツを乗せる丼です。米どころならではの、ご飯を美味しく食べられる丼です。
6. 岡山・デミカツ丼
ご飯の上に、茹でたキャベツを乗せて、揚げたてのカツにデミグラスソースをかけた丼です。
7. 一関・あんかけカツ丼
ご飯の上に、千切りキャベツをしきつめて、揚げたてのカツがのり、カツオ節などでとった出汁と甘酸っぱいソースで作った餡をかけます。
なんだか見ているだけで、お腹が空いてきませんか…
参考
TABIZINE