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コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えたとき、楽器でも始めてみようかなと思った人いますよね。ただ、いざ始めるとなると楽器の種類も多く、どれを選んでいいのか迷ってしまいます。迷いすぎて、結局何もやっていない人も多いのではないでしょうか。
そこで、まずは初心者でも始めやすい3つの楽器をご紹介します。
・ギター
・ウクレレ
・ピアノ
この3つを挙げた理由は、リーズナブルなエントリーモデルが豊富で低予算で始められるのと、入門書がいくつもあり独学でも上達しやすいことにあります。演奏会に出演するレベルになるには、基礎から専門の先生に教わるのが理想ですが、趣味の範囲なら独学でも十分です。
ギターやウクレレは予算3万円程度で、それなりに品質の良いものが手に入りますし、電子ピアノも5万円以下でも購入できます。決して安くはありませんが、趣味として続けられるなら何年も使えるのでコストパフォーマンスは悪くありません。
もちろん他の楽器でもいいのですが、マイナーな楽器になればなるほど価格が高く、教材も少ないのでハードルが上がってしまいます。演奏したい楽器が決まっていないのなら、まずはこの3種類の中から選んでみましょう。
本来なら楽器を購入したら、初心者向けの音楽教室に通うのがおすすめです。何をするにしても基礎はとても大切で、悪いクセを付けないためにも資格を持った人から学ぶのが1番です。でも、コロナ禍でレッスンを受けるのはなかなか大変…。
そこでおすすめなのがYouTubeです。意外と思うかもしれませんが、全国で音楽教室を展開しているヤマハ音楽振興会や、プロのミュージシャンや有名な指導者もレッスン動画を配信しています。
ギターやウクレレ、ピアノを初心者向けの楽器としてご紹介したのも、YouTubeでのレッスン動画がいくつもあるためです。YouTubeなら自分の好きなタイミング、好きな場所で学べるメリットがあり、継続しやすいのもおすすめする理由のひとつです。
自分が苦手なところを何度も繰り返し練習できるので、苦手な分野に時間をかけて克服することも可能です。最適な動画を探すのが難しいというデメリットもありますが、お手軽さという意味では積極的に利用したいところです。
独学で手軽に楽器を学べる時代になりましたが、上達のために意識してもらいたいことが1つあります。それは「誰かに聴いてもらう」ということです。趣味の世界ですので、自分で演奏して満足するのもいいのですが、レベルアップを望むなら誰かに聴いてもらうことです。
聴いてもらうのは家族や友人でも構いません。誰かに聞いてもらおうとすると「褒められたい」「失敗したくない」といった感情が芽生えるので、独学でも気持ちが入ります。ですので、誰かに聴いてもらうことを最初の大きな目標にしてみましょう。
ある程度弾けるようになったら、それこそYouTubeにアップするというのもいいかもしれません。世界中の人が演奏を聴いてくれるなんて、想像しただけでもワクワクしますよね。「一緒にやりませんか」と声をかけてくれる人も出てくるかもしれません。
楽器を始めるだけで未来が大きく変わる可能性があります。独学というのはプロの目からしたらとても非効率なのですが、私たちに必要なのは効率的かどうかではなく、学ぶ過程を楽しみながら成長できるかどうかです。上手くいかないことも含めて楽しみましょう。
それでもやっぱり基本から身につけたいなら、音楽教室を活用しましょう。そこから音楽仲間ができることもあり、聴いてもらう相手も見つかります。自分がストレスなく楽しめる方法で楽器を始めてみましょう。