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基本的には、スキー場は子供にとって“雪の遊園地”です。そり遊びや雪遊びができたり、スキー&スノボができたり。テンションの上がる、とても楽しい場所であることに間違いはありませんが、忘れてはいけないのは、スキー場は氷点下になることもある極寒の地だということ。
はじめてのスキー体験が大雪や凍えるような寒さだったら、それがもし幼児連れだったら、ファミリースキーの成功確率は下落必至です。
だから、ファミリースキーは春がおすすめという人もいます。もちろん間違ってはいませんが、ハピスノとしては、あえて真冬のファミリースキーをおすすめしたい。なぜなら、真冬だからこそ見られる樹氷や霧氷の絶景、あのピンと背筋が凍りそうな寒さの中で浴びる太陽光の気持ちのいい暖かさは、1~2月にスキー場に行った人だけが享受できるすばらしい特典だから。
そこで重要になってくるのは“晴れ”を引き当てること。晴天率の高さを発表しているスキー場も多いので、それを信用するのもありでしょう。ちなみに積雪が多くないエリアは当然、晴天率が高いのでおすすめ。最近は人工降雪機も進化しており、ゲレンデコンディションも上々なのでその点はご安心を。
もうひとつは天気予報。日本気象協会「tenki.jp」では天気や気温はもちろん、積雪量や雪質まで一目瞭然。エリアごとに候補を絞っておいて、どこに行くかはその日の天気で決めるというのも有効です。
クルマでも電車でも、スキー場までのアクセスで疲れ切ったり、遠くまで行きすぎて遊ぶ時間が短くなったりしたら本末転倒です。しかも幼児連れの場合は移動で飽きてしまいダダをこねられ、パパもママも精神的にも疲れちゃうなんて事態には陥りたくないものです。
そこで重要となってくるのが“楽々アクセス”。ハピスノでは日帰りのアクセス時間は片道2~3時間、1泊の場合でも片道3時間半までを推奨しています。もちろん、もっと近いに越したことはありませんが、これ以上だと体力的にも精神的にも苦労することが想定されるので、ご注意を!
ここでは、クルマ・電車それぞれのアクセスについてチェックしておきたいポイントを紹介します。
【クルマ派チェックポイント】
◎自宅からの距離で日帰り・お泊まりを決める!
まずは、アクセス可能なエリアを調べてみましょう。スキー場は群馬県の沼田・水上エリアとか、新潟県の湯沢・塩沢エリアなど、エリアでまとまっているので、自宅からの距離でどのエリアが日帰り圏or1泊圏なのか、把握しておくといいでしょう。
◎スノードライブ初心者は極力、雪道運転を避けるべし
雪道運転が不慣れな方にとくに重視してほしいのがICからの距離。高速道路の除雪はかなりしっかりしていますが、一般道はそうとは限りません。ICから近ければ、雪道運転の時間は短縮されますし、その心配はかなり軽減されます。
◎積雪量はエリアで大きな差。降雪の少ないエリアを選ぶ!
雪道運転を回避するもうひとつの手段が積雪量の多くないエリアを選ぶこと。当然、他に比べれば、アクセス路に雪のある可能性は低くなります。最近は人工降雪機の進化でコンディションもいいので、そこはご安心を。
【電車派チェックポイント】
◎費用圧縮のためにも無料送迎バスの有無は重要!
電車アクセスの場合、基本、駅からの移動手段が必要となります。路線バスやタクシーを使うとそれなりの費用がかかるので、無料送迎バスがあるスキー場を探しましょう。なお、予約が必要なスキー場も多いので、事前のチェックを忘れずに。
◎駅から0分でゲレンデ! 駅直結スキー場もおすすめ
ちょっと変わったところでは、新潟・湯沢の「湯沢中里スノーリゾート」。JR上越線 越後中里駅の改札を出ると、スキー場のスキーセンター! つまり、駅から0分でゲレンデという電車楽々アクセスのスキー場です。
ファミリースキー旅行で一番の出費といえば、基本、家族の人数分必要になるリフト券。クーポンなどを使って安くあげたいところですが、その前に、まずチェックしたいのが子供のリフト券です。
子供は何歳からリフト料金が発生するのか、実はスキー場によってまちまちなので、事前調査は必須です。年齢に関係なく有料のところや3~4歳からお金がかかるところ、さらには未就学児無料、小学生まで無料といった感じで、費用圧縮には欠かせません。
ちなみに、未就学児無料のハピスノおすすめスキー場は、グランデコスノーリゾート(福島)、湯沢中里スノーリゾート、舞子スノーリゾート、ムイカスノーリゾート、キューピットバレイ、ニノックススノーパーク(以上、新潟)、ハンターマウンテン塩原、マウントジーンズ那須(以上、栃木)、水上宝台樹スキー場、ノルン水上スキー場(以上、群馬)。
さらに、小学生無料のおすすめスキー場は、白樺湖ロイヤルヒル(長野)、スノーウェーブパーク白鳥高原(岐阜)といったところ。参考にしてください。