朝晩の冷え込みがきつくなってきました。この時季にスーパーに買い物に行くと、真っ赤なリンゴがまず目に入ってきますね。秋冬の果物の代表とも言えるりんごは、欧米では「1日1個のりんごは医者を遠ざける」といわれ、身体によい果物として知られています。

長期保存ができるので、しばらく家に買い置きをしていても大丈夫。身近ゆえにあまり知られていない旬の果物りんごの利点をもっと知り、おいしくいただきましょう。


生活習慣病の予防におすすめな栄養素がたくさん!

初めに注目したいのが、その栄養素です。

りんごには、次のような利点があります。

●水分の排出を促し、むくみや高血圧予防によいとされるカリウムを含む。

●便秘を予防し腸内環境改善に貢献する食物繊維を含む。

●抗酸化作用のあるりんごポリフェノールを含む。

風邪を予防し、ストレスに強い身体づくりをしてくれるビタミンCなどを含む。

このように、生活習慣病の予防に貢献できる栄養素がたっぷりと含まれているので、まずは生のまま丸ごと食べることで、その栄養素を余すところなくいただきましょう!

参考:『知っておきたい果物の基本』エイ出版社


簡単おすすめ!りんごのレシピ3選

そのまま食べるのに飽きてきたら、アレンジがおすすめです。

ここでは、手軽にできるアイデアを3つご紹介しましょう。

〇りんごチーズ

りんごをチーズと合わせると、ワインとも合うおいしいおつまみに! お好みで、チーズの種類をかえてもGood!

【材料】

りんご・・・1/2個

カマンベールチーズ・・・3切れ

はちみつ・・・好みで適量

レモン汁・・・少々

【作り方】

手順1/りんごをよく洗い、芯を取ってから、皮つきのまま3mmの薄切りにしてレモン汁をかける。

手順2/チーズを厚さ3mm程度に切り、りんごの上にのせ、皿に盛る。

手順3/好みではちみつをかけてから食べる。

〇フライパンで焼きりんご

火をいれたりんごもおすすめです。バターの風味ととろーりとした食感がくせになるおいしさ。クリームチーズなどと合わせて、パンにはさんでサンドイッチも!

【材料】

りんご・・・1個

バター・・・大さじ1

砂糖・・・好みで適量

【作り方】

手順1/りんごをよく洗い、芯を取ってから、皮つきのまま16等分にスライスする。

手順2/フライパンにバターを熱し、りんごを並べてじっくりと焼く。好みで砂糖をふりかけて、表面にこんがりと焼き色がついたら完成。

チーズとりんごの組み合わせが、ワインに合いますよ!

〇りんごでドーナツ

ホットケーキミックスと組み合わせれば、簡単にドーナツが作れます。中から、トロっとりんごが登場。輪切りにしたりんごがそのまま、まん丸のドーナツの形に!

【材料】

りんご・・・2個

ホットケーキミックス・・・150g

卵・・・1個

牛乳・・・150㏄

シナモンシュガー・・・好みで適量

【作り方】

手順1/ボウルに卵と牛乳を入れてかき混ぜ、混ざったらホットケーキミックスを入れてよく混ぜ合わせる。

手順2/りんごをよく洗い、皮つきのまま厚さ1㎝程度の輪切りにする。芯の部分は包丁でくり抜くか、クッキーの型などを使って、くり抜いて取り除く。

手順3/りんごに〈手順1〉をよくからめ、160度の油できつね色になるまで揚げる。

手順4/よく油をきったら、シナモンシュガーをかける。アツアツのうちに食べるのがおすすめ♪

── おいしくてヘルシーなりんご。アレンジレシピをいくつか知っておくと、活躍の場が広がります。どれも簡単にできるものばかりですので、ぜひ試してみてくださいね!

バターと、とけた砂糖のカラメルが香ばしい、フライパンで作る焼きリンゴ

情報提供元: tenki.jpサプリ
記事名:「 栄養の宝庫! 旬の果物りんごを食べよう