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雨の日が続くと外出が億劫になったり、気分が沈んだり、ストレスを感じたりすることはありませんか? 人間同様、ジメッとする時季になると犬もストレスを感じてしまいます。愛犬にとってのストレス解消法といえばお散歩ですが、雨の日はお散歩に行けない場合もあるでしょう。そうなると散歩に行けないストレスで、愛犬のいたずらが増えたり、無駄吠えしたりしてしまうことも‥‥。
今回は、少しでも愛犬のストレスを減らすために「雨の日の快適な過ごし方」について考えてみたいと思います。
雨でやむなくお散歩をお休みする日には、室内で愛犬と一緒に遊んだり、ふれ合ったりすることが大切です。このちょっとした行動が、愛犬のストレス発散につながるからです。
では、どんなことをすればよいのでしょうか。簡単にできる4つの遊び方をご紹介しましょう。
○ボール遊び
ボールを投げる……、取ってくる……を繰り返します。愛犬が飽きてきたら、ボールを投げる距離を短くしたり、長くしたりするとよいでしょう。とても単純な遊びですが、運動を兼ねたストレス解消につながります。
○引っぱり合い
タオルなどの「引っ張り合い」ができる日用品やおもちゃを用意して、まず飼い主が両手にもって左右に動かします。その動作に愛犬が興味をもち、タオルやおもちゃに食いついたら適度な力加減で引っぱり合いをします。このとき人間のほうが力が強いので力を入れすぎないことがポイント。もし、愛犬が興奮してきたら「ストップ」と声をかけて、クールダウンさせましょう。
○おやつあてゲーム
片方の手に愛犬の好きなおやつを握り、両手をグーの状態にして愛犬の前に出します。「おやつはどっち?」と声をかけて、愛犬におやつをあてさせます。愛犬がおやつをあてたら、おすわりさせておやつをあげます。そのとき「あたり!」「すごいね!」など声をかけてあげてほめてあげましょう。きっと愛犬のテンションも上がるはず!
○おいかけっこ
はじめに「遊ぼう」と愛犬に声をかけましょう。これが一緒に遊ぶときの合図にもなります。犬は追いかけられることが好きなので、「待て待て」といって、愛犬の後を追いかけましょう。愛犬が興奮して飛びかかってきたら、「ストップ」と言ってやめさせましょう。
飼い主も愛犬も室内で遊ぶとき、ケガをしないための注意が必要です。室内で遊ぶときに気をつけたいポイントは以下の5つになります。
愛犬室内で遊ぶときに気をつけたい5つのポイント
●フローリングはすべりやすいので、すべり止め加工効果やクッション効果のあるマットやカーペットを床材の上に敷くことで、すべって家具や壁に衝突しないようにしておきましょう
●誤飲防止のため、食べ物や飲み物は遊ぶ前に片付けておきましょう
●遊びに夢中になるあまりケガをしないよう、倒れそうな物やぶつかると危険な物は、あらかじめ片付けておきましょう
●愛犬が興奮しすぎないよう、ひとつの遊びは10分を目安に行い、休憩を入れてまた10分遊ぶ……を繰り返して、30分から1時間を目安に行いましょう
●ケガを防ぐためにも、テレビやスマホを見ながらの遊びは止めましょう
雨の日は、飼い主も愛犬も憂鬱になりがちですが、楽しい室内遊びで快適に過ごしたいものですね。それでも、どうしてもお出かけしたい場合は、近場にある室内ドッグランやドッグカフェにでかけてみるのもよいでしょう。