厳しい寒さから、関東・関西以南では少しずつ春らしい暖かさも感じられるようになってきました。でも、朝晩はやはり肌寒さを感じますし、北国では春の便りはもう少し先になりそうです。

気分的に春本番が待ち遠しい今日この頃ですが、ひと足早く「海開き」を迎えようという地域があるんです。

そう、日本を代表するリゾート地「沖縄」です!

今週末の三連休に「海開き」なんて本州では考えられない早さですが、3月にマリンアクティビティを楽しめる平均気温20度超えの沖縄。そこで今回は、春とはいわず「夏」を先取りして、今週末の三連休に「海開き」する沖縄のオススメスポットをご紹介します。

早くも3月18日に海開きする、ファミリーにも人気の「万座ビーチ」


気分はもう夏! 沖縄の海開きはもうすぐ!

海開きというと、当然夏に行われるもの……というイメージを多くの人がもっていると思います。

沖縄を除くと、早くても宮崎で6月、鹿児島でも7月に行われるので、沖縄の早さは群を抜いています。さすが、日本屈指のリゾート地ですね。

平均気温の高さゆえに海開きがこんなに早くできる沖縄地方ですが、単純に気温だけでなく、沖縄の海の魅力があるからこそ早く開く意味があるのではないかと思います。

沖縄本島はもちろん離島も含めると、それぞれのビーチのよさ、特徴がありますが、三連休に沖縄旅行に行かれる方、あるいはひと足早く海を楽しみたい方は、目的に合わせてビーチを選んでみてはいかがでしょうか?

── では早速、三連休に海開きする沖縄でも人気のビーチエリアをビックアップしていきましょう。


西海岸リゾート「万座ビーチ」の海開きは3月18日(予定)

沖縄本島に滞在するのであれば、対岸に人気の景勝地「万座毛」を望める沖縄の西海岸リゾート「万座ビーチ」は、一度は泊まっておきたいエリアでしょう。

この「万座ビーチ」には、オキナワ マリオット リゾート&スパ、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートなど、数々の有名ホテルが海沿いに立ち並んでいる利便性もあってか、実は沖縄本島の中でもいち早く海開きが行われるエリアなのです

今年の万座ビーチの海開きは3月18日とされていますが、海の美しさはもちろん、魅力は何といってもアクティビティの多さにあります。

海水浴は当然ながら、シュノーケリング、ダイビング、スキューバダイビング、シーウォーク、シーカヤック、パラセールなど、あらゆるアクティビティを楽しめるため、ファミリーでも楽しめるのがこのエリアの人気の秘訣ともなっているようです。

シーカヤックなどアクティビティが充実


「八重山諸島」の「小浜島」での海開きも3月18日(予定)

本島から少し足をのばすと、一層自然の美しさを感じられる離島もまた魅力です。

八重山諸島は、沖縄本島から400kmほど離れた島々の総称ですが、石垣島、竹富島、小浜島、黒島、鳩間島、波照間島、新城島、西表島、由布島、与那国島といった島々からなっています。

観光面でも、のんびり過ごす水牛の姿や、広大なジャングル、石垣島鍾乳洞など、本島とはまた異なる自然の雄大さを感じられるエリアとして知られ、島によってその特徴や魅力もまた違いがあります。

中でも注目したいのは、「日本最南端の海開き」といわれる八重山の海開きでしょう。

石垣島から高速船で25分、グレートバリアリーフに次ぐ北半球最大のサンゴ礁が美しい小浜島の今年の海開きは3月18日!

八重山の海開きは、石垣市、竹富町、与那国町の3地域が毎年交替で開催することになっており、今回は竹富町に属する小浜島が選ばれました。

八重山の海開きはイベントが盛りだくさん。早朝に行われる海の安全祈願から始まり、子どもたちの初泳ぎ、伝統芸能の披露、音楽ライブ、さらにはミス八重山の発表など、数々のイベントが開かれます(はいむるぶしビーチで開催)。

―― 温暖な沖縄といっても、やはり3月はまだ肌寒いところもあります。3月18日からの三連休に沖縄行きを予定されている方はtenki.jpで気温をこまめにチェックし、体調管理に気をつけながら、ひと足早い海開きを思いっきり楽しんでくださいね。

マングローブが広がる小浜島

情報提供元: tenki.jpサプリ
記事名:「 レジャー特集|沖縄の海開き。ひと足早く今週末の三連休から!