明日22日からの3連休は、ほぼ全国で晴れて、紅葉狩りなど屋外のレジャーを楽しめそう。連休明けの25日から26日は、活発な雨雲が通過。北陸をはじめ日本海側は雨と風が強まり、荒れた天気に。

●前半 25日は全国的に雨 日本海側で荒れた天気に

この期間は、高気圧と低気圧が日本付近を交互に通っていきます。
3連休初日の22日は、朝のうちまでは北陸以北の所々で雨や雪。日中は全国的に晴れるでしょう。関東から九州にかけて、多くの所で紅葉が見ごろとなっており、紅葉狩りを楽しめそうです。
23日(勤労感謝の日)から24日(振替休日)も、多くの所で晴れるでしょう。秋田など、東北の日本海側では雨が予想されていますが、降り方は弱い見込み。福岡など、西日本では24日の午後になると所々で雨が降りますが、こちらも、それほど強く降ることはなさそうです。
25日から26日は、低気圧が発達しながら日本海を東進し、この低気圧から延びる前線が日本付近を通過。雨の範囲が西日本から東日本、北日本へ次第に移り、ザッと強く降るでしょう。北陸をはじめ、日本海側では雨とともに風も強まり、荒れた天気となりそうです。低気圧の発達の度合い等によっては、暴風が吹き荒れる所もあるでしょう。局地的な大雨や強風により、交通が乱れる可能性もあります。なお、風向は南よりから北よりに変わります。特に北海道は気温の変動が大きくなるでしょう。
27日から28日は日差しが戻りますが、再び前線が通過するため急な雨や雷雨に注意が必要です。

●後半 関東以西は晴天続く 気温は高め 日差し暖か

この期間は、低気圧が北日本付近を通ることが多くなるでしょう。この低気圧に向かうように、南から暖かい空気が流れ込みます。

北海道と東北は、日本海側を中心に、湿った雪や雨の降る日が多いでしょう。北陸も雲が広がりやすく、期間の後半は雨が降ったりやんだりとなりそうです。
一方、関東から西は、おおむね晴れるでしょう。

最高気温は、全国的に平年並みか高めの予想です。
関東から西では、広範囲で16℃前後まで上がるでしょう。日差しが暖かく、昼間は薄手のジャケットで良さそうです。ただ、朝晩は気温が下がり、内陸では連日のように霜が降りるほど冷えるでしょう。お出かけの時間帯に合わせて、重ね着などで調節すると良さそうです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士