関東は20日以降は乾燥した晴天に 三連休は紅葉狩り日和 人混みでは感染症対策を
今日19日(水)は各地で晴れたものの、気温の上がり方は鈍く、都心の最高気温は14.3℃と日中も震える寒さに。明日20日(木)も日差しは届くが、冬のような寒さが続く。体調管理に注意。21日(金)以降も大体晴れて、22日(土)~24日(月)振替休日は行楽日和。外出の際は万全な感染症対策を。
●関東は晴れの天気が続く 朝晩と日中の寒暖差に注意を
明日20日(木)も大体晴れますが、寒気が居座ります。朝晩は内陸を中心に冷えて、所々で5度を下回るでしょう。山沿いでは氷点下になる所もありますので、通勤や通学の際は、寒さ対策を万全になさって下さい。また、日中も気温は上がりにくくなります。最高気温は15℃に届かず、冬のような寒さが続くでしょう。風は穏やかですが、日差しの下でも空気は冷たく感じられそうです。暖かくしてお過ごし下さい。
21日(金)以降も広く晴れて、小春日和になるでしょう。24日(月)の振替休日は、各地とも平年より高く、20℃近くまで上がる所もあります。絶好のお出かけ日和となり、日中は薄着で過ごせるでしょう。ただ、朝晩は冷えて、昼間との寒暖差が大きくなります。脱いだり、着たりできる服装でお出かけ下さい。
●22日(土)から24日(月)の三連休は『もみじ狩り』に最適
22日(土)は関東各地で晴れる見込みです。日中は風も穏やかで、日差しが心地よく感じられるしょう。この先は各地で紅葉が進み、山沿いだけでなく、平地でも紅葉狩りを楽しめそうです。
23日(日)も晴れ間はでるものの、雲が広がりやすくなりそうです。最高気温はややトーンダウン。場所によっては、昼間でもヒンヤリ感じられますので、外出の際は服装選びにご注意下さい。
24日(月)も各地で日差しが届きます。昼間は目立った雲はかかりませんので、青空と紅葉のコントラストを楽しめるでしょう。
ライトアップされる所では、夜間も紅葉を楽しめます。ただ、ことのほか冷えますので、夜のもみじ狩りには、ダウンジャケットやマフラーなどを着用するなど、冬の装いでお出かけ下さい。
●関東各地でインフルエンザは増加傾向
厚生労働省によりますと、9日までの一週間にインフルエンザ定点当たり報告数は全国で「84,183」と増加傾向です。前週の「57,424」から、約1.5倍増加しました。
関東では最も多いのが東京都で「12,133 」、次いで神奈川県で「8,887 」、いずれも前週から増加しています。埼玉県では「8,012 」となり、前週の値「4,857 」と比べて、およそ2倍くらい増えています。
紅葉シーズンというのもあり、たくさんの人が行き来する場所では、感染するリスクが高まります。感染拡大を防ぐためにも、人混みの多い所ではできる限りマスクを着用し、帰宅の際は『うがい』や『手洗い』を徹底しましょう。
●空気が乾燥する季節に 感染症対策は万全に
湿度が低くなると、ノドの粘膜の防御機能が低くなるため、インフルエンザにかかりやすくなります。インフルエンザを予防するには、次のようなことを心がけてください。
① 外出時はマスクを着用し、人の多い所への外出を控えましょう。高齢者や慢性疾患を抱えている方、疲れ気味、睡眠不足の方は、特に注意が必要です。
② 外から帰ったら、手洗いやうがいをしましょう。インフルエンザだけでなく、一般的な感染症予防のためにも、おすすめです。
③ 室内では、加湿器などを使って、適度な湿度(50~60%)を保ちましょう。
④ 栄養バランスの取れた食事と、十分な睡眠をとるよう、心がけましょう。体の抵抗力を高めることができます。
それでも、インフルエンザにかかってしまった場合は、安静にして、十分な休養や水分をとり、早めに医療機関を受診して下さい。