15日(土)と16日(日)は、全国的に行楽日和になります。関東は肌寒いですが、東海から西では日中は20℃くらいまで気温が上がる所が多いでしょう。気温が上がる所ほど、朝晩と昼間の気温差が大きくなりそうです。外にいる時間の気温を確認し、お出かけの際の服装選びに役立ててください。

●関東 15日(土)七五三は上着活躍

15日(土)は七五三。
関東は、朝は雲が多く雨が降る所がありますが、日中は天気が回復して晴れるでしょう。お出かけの際に、雨が降っていなければ傘なしでよさそうです。風も穏やかでしょう。

朝の冷え込みは緩みます。気温は、東京では正午で15度くらいと、この時期らしい気温になりそうです。肌寒く感じられるでしょう。

室内と外を行き来する方は、カーディガンやトレンチコートなど脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。ピクニックや紅葉を見に行くなど、外で長い時間過ごす予定の方は、一枚インナーを多く着るとよさそうです。

●西日本 15日(土)日差しが暖かく

15日(土)は東海から九州は、朝から晴れます。風は穏やかで、各地で絶好の行楽日和になりそうです。
たっぷりの日差しで、朝から気温がグッと上がり、日中は20℃くらいの所がほとんどでしょう。
大阪は正午で19℃の予想です。昼間だけお出かけの方は、長袖シャツ一枚など上着なしで過ごせそうです。
気温が上がる所ほど、朝と昼間の気温差が大きくなります。朝晩も外にいる予定の方は、上着をお持ちください。

●週明けは 冬服の出番

17日(月)は高気圧に覆われ晴れて、東京と名古屋は21℃の予想です。ただ、次第に冬型の気圧配置に変わり、夜は上空に寒気が流れ込む見込みです。夜はグッと気温が下がり、一気に冬の寒さになりそうです。夕方の通勤通学の際はヒンヤリしますので、秋物のコートやブルゾンなど上着をお持ちください。

18日(火)と19日(水)は、昼間は12月並みの寒さになるでしょう。北海道から北陸の日本海側では雪になる所がありそうです。
太平洋側は晴れますが、北風が吹いて空気が冷たいでしょう。冬物のコートやダウンの出番になりそうです。朝晩は一段とヒンヤリするので、寒がりな方は手袋やマフラーがあるといいかもしれません。

冬物をクリーニングに出している方は、17日(月)までに手元に置いておくとよいでしょう。

●気温と服装の目安

上の図は気温と服装の目安です。人により暑さや寒さの感じ方が異なるため、あくまで目安ですが、服装選びの参考になさってください。

① 25℃以上
少し歩くと汗ばむくらいで、半袖がちょうどよくなります。
② 20℃以上25℃未満の場合
多くの人が過ごしやすいと感じる気温で、長袖シャツ一枚で快適に過ごすことができます。
③ 15℃以上20℃未満
空気がヒンヤリと感じられるようになり、長袖シャツにカーディガンを羽織るなど重ね着が必要になってきます。
④ 10℃以上15℃未満
気温が15℃未満になると、セーターなど厚手のものが活躍します。10℃くらいでは空気が冷たく感じられて、トレンチコートなど薄手のコートが必要になります。
⑤ 5℃以上10℃未満
本格的な寒さで、冬物のコートの出番です。コートの中にも暖かなセーターを着るなど寒さ対策が必要です。
⑥ 5℃未満
厳しい寒さで、万全な防寒対策が必要です。ダウンコートにマフラーや手袋なども使って、寒さから体を守りましょう。

日々の気温を天気予報でチェックして、その時々に適した服装選びを行ってください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士