台風26号(フォンウォン)は、11月13日午前9時に東シナ海で温帯低気圧に変わりました。ただ、周辺の湿った空気や前線の影響で、沖縄と奄美では断続的に雨が降るでしょう。土砂災害など、警戒が必要です。

●台風26号 温帯低気圧に変わりました

台風26号は、11月6日午前3時にマリアナ諸島で発生し、発達をしながら西よりに。暴風域を伴ってフィリピンや台湾付近へ進んだあと、進路を北よりに変えて沖縄へ近づき13日午前9時に東シナ海で温帯低気圧に変わりました。

●沖縄と奄美 引き続き土砂災害に警戒を

台風26号や前線の影響で、沖縄と奄美では11日頃から断続的に雨が強まり、これまでの大雨で地盤が緩んでいます。
台風が温帯低気圧に変わっても、雨雲や雷雲が発達しやすい状況が続くため、落雷や突風、急に強まる雨に注意が必要です。局地的には、滝のような非常に激しい雨が降るでしょう。
今後の雨により、土砂災害の危険度がさらに高まる恐れがあり、明日14日にかけても警戒が必要です。

情報提供元: tenki.jp日直予報士