宮崎地方気象台によりますと、今日2日、宮崎県南部平野部では、竜巻などの激しい突風が発生したとみられます。

●竜巻目撃情報

今日2日、宮崎県南部平野部では、竜巻などの激しい突風が発生したとみられます。
宮崎地方気象台によりますと、今日2日午後2時頃、宮崎市内では、竜巻と見られる、ろうと状の雲の目撃情報がありました。

宮崎県では、竜巻などの激しい突風が発生するおそれが非常に高まっています。空の様子に注意が必要です。雷や急な風の変化など積乱雲が近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。落雷、ひょう、急な強い雨にも十分お気を付けください。

●竜巻が発生する前兆

竜巻が発生する前兆は、大きく3つあります。真っ黒な雲がちかづいてきた、ゴロゴロと雷の音が聞こえてきた、急に冷たい風が吹いてきたら、竜巻が発生するおそれがあります。すぐに安全な所へ避難してください。

●竜巻が接近して来たら(屋外)

屋外にいる時、竜巻が接近して来たら、以下の4つのことを心がけてください。

①頑丈な建物の物陰に隠れ、頭と首を守りましょう。
②避難場所がない場合は、物陰や溝にふせて、だんごむしのポーズで、頭と首を守ってください。
③物置や車庫、プレハブの中は、建物自体が飛ばされてしまう可能性もあり、危険です。
④電柱や太い木も、倒壊することがあるため、危険です。近づかないようにしてください。

●竜巻が接近して来たら(屋内)

一方、屋内にいる時、竜巻が接近して来たら、以下の3つのことを心がけてください。

①窓とカーテンを閉めて、窓からなるべく離れましょう。
②丈夫な机の下に入り、身を小さくして、頭を守る姿勢をとりましょう。
③家の一階の窓のない部屋(トイレなど)に移動するのも、身を守る方法の一つです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士