関東地方は日ごとの気温変化が大きいでしょう。今日25日(水)は秋らしい気温でしたが、明日26日(木)は再び真夏のような暑さが戻りそうです。また、この先は曇りや雨の日が多く、27日(金)~28日(土)は大雨になるおそれがあります。

●関東は気温ジグザグ 体調管理に注意

今日25日(水)も関東地方は秋らしい気温になりました。東京都心の最高気温は23.7℃で、6月28日以来、約3か月ぶりに25℃に届きませんでした。
明日26日(木)は一転して、気温が急上昇する見込みです。今日25日(水)より日差しが出ることで暑さが戻り、横浜市で30℃など各地で気温が上がるでしょう。服装選びは慎重に行ってください。

27日(金)は雲が多く、沿岸部から次第に雨の範囲が広がるでしょう。気温の上昇は緩やかで、日中は26℃前後の所が多くなりそうです。28日(土)は再び最高気温30℃以上の真夏日の所が多くなりますが、29日(日)はこの時期らしい気温になるでしょう。30日(月)以降も、日ごとの気温差が大きくなりそうです。

最低気温は20℃前後の日が多く、朝晩と日中の気温差も大きくなります。体調を崩さないようお気をつけください。

●27日(金)~28日(土) 前線の活動が活発に

今日25日(水)正午に台風16号が発生しました。台風としてはあまり発達せず、27日(金)には日本の南で熱帯低気圧に変わりますが、28日(土)にかけて秋雨前線と一体化し、東日本に接近するでしょう。
湿った空気が流れ込むことで前線の活動が活発になり、27日(金)から28日(土)午前中にかけて、東海や関東を中心に大雨になるおそれがあります。雨の強まる時間帯や範囲は、まだ予報に幅がありますが、今後の情報にご注意ください。

●全国的に気温の高い傾向続く

この先は全国的に残暑が厳しいでしょう。最高気温は平年並みか平年より高い所が多く、東海から西では厳しい暑さが続く見込みです。27日(金)と28日(土)は名古屋や広島、鹿児島で34℃と、猛暑日(最高気温35℃以上)に迫る暑さとになるでしょう。引き続き、熱中症に十分な注意が必要です。

●気温と服装の目安

季節の変わり目の時期、気温の変化が大きく服装に悩む方もいらっしゃると思います。

上の図は気温と服装の目安です。日中は半そでで過ごせる日が多くても、朝晩は20℃前後になると羽織るものが欲しくなりそうです。

日々の最高気温や最低気温もチェックして、服装選びにお役立てください。風の強さや人により暑さや寒さの感じ方が違うため、上の図はあくまで目安ですが、参考になさってください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士