関西では、今夜遅くにかけて局地的に雨や雷雨の恐れがあります。明日以降も、晴れたり曇ったりの変わりやすい天気で、山沿いだけでなく都市部でも雷雨の所があるでしょう。

●台風7号の北上に伴い湿った空気の流れ込み強まる あちらこちらで雨や雷雨に

関西は、台風7号の直接的な影響は小さいものの、お盆の後半にかけて湿った空気の流れ込みが強まる見込みです。
14日(水)から17日(土)にかけては、晴れ間はあるものの変わりやすい天気で、雨の降る所もあるでしょう。
山沿いだけでなく、市街地でも雨の降る所があり、雷を伴って激しく降る恐れがあるため、空模様の変化に注意が必要です。
18日(日)は、晴れる所が多いでしょう。
昼間は厳しい暑さが続き、朝晩も市街地では気温が下がりにくい見込みです。
台風の北上に伴って湿気が増え、蒸し暑い所も出てくるため、熱中症に警戒を続けてください。

●雷雲が近づくサイン その時どうする?

外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。

雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。

単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士