東北 3連休は北部ほど日差しに恵まれる 来週中頃からは梅雨前線北上
3連休は東北北部ほど日差しに恵まれるでしょう。一方、東北南部は変わりやすい天気で、突然の雨や落雷などに注意が必要です。また、来週中頃からは梅雨前線が東北地方まで北上するでしょう。このため、東北北部でも梅雨空が戻りそうです。
●3連休は北部で梅雨の中休み 南部は急な強い雨や落雷などに注意
13日(土)は高気圧に覆われるため、広い範囲で晴れるでしょう。気温の上がる午後は福島県でにわか雨の可能性がありますが、広く天気が崩れることはなさそうです。お出かけ日和となる所が多いでしょう。梅雨の貴重な晴れ間を有効に活用して下さい。
14日(日)は東北北部ではおおむね晴れるでしょう。一方、東北南部は雲が広がりやすく、福島県を中心に雨の降る所がありそうです。特に午後は大気の状態が不安定で、雷を伴って雨脚の強まる恐れがあります。海や山など屋外のレジャーは空模様の変化に注意して下さい。
15日(月・祝)は梅雨前線に近い東北南部ほど雨が降りやすいでしょう。東北北部では晴れ間があるものの、午後は山沿いを中心に雨雲が湧いてきそうです。急な強い雨など天気の急変にご注意ください。
16日(火)も東北南部では曇りや雨のすっきりしない天気が続くでしょう。北部は日差しが届きますが、天気は下り坂です。遅い時間帯ほど厚い雲に覆われ、一部では雨が降りだすでしょう。
17日(水)以降は梅雨前線が東北地方まで北上する予想です。最新の資料では前線の活動はそれほど活発ではない予想ですが、予測にはブレ幅があるような状況です。今のところ、東北北部を中心に梅雨空となるでしょう。前線の活動度や湿った空気の流れ込み具合によっては雨量が多くなる恐れもあります。今後の気象情報をこまめに確認するようにして下さい。
気温は平年並みか平年より高いでしょう。湿度は高めで日中はムシムシとした不快な暑さとなる日が多くなりそうです。また、夜も気温があまり下がらない日が多いでしょう。日中だけではなく、夜間の熱中症にも注意が必要です。
●夜間の熱中症を防ぐには?
夜から朝にかけても、気温があまり下がらないと、室内で熱中症が発生するリスクが高まります。夜間の熱中症を防ぐポイントは、次の2つです。
① 寝る前に水分補給をしましょう。
熱中症予防には、水分補給が重要です。寝ている間にも汗をかくので、体の中の水分が失われてしまいます。寝る前には、コップ1杯程度の水を飲みましょう。睡眠中にトイレに行きたくないからといって、水分を控えるのは危険ですし、トイレに起きた時は、水分補給のタイミングです。起きた時にすぐ飲めるよう、枕元に常温の水を置くのがおススメです。
② エアコンを上手に使いましょう。
熱中症予防には、暑さを避けることも重要です。寝室は、寝る前からエアコンを使って、涼しくしておきましょう。また、エアコンが数時間後にオフになるようタイマーをかけると、タイマーが切れた時に部屋の中の温度が、とても高くなってしまうこともあります。タイマーをかける場合は、少なくともエアコンを3~4時間は使うよう設定し、できれば朝までつけっぱなしにしましょう。エアコンは、オンとオフを繰り返すと、そのたびに電力を消費するので、つけっぱなしにした方が経済的です。