関西では、14日(金)まで晴れる日が多く、一段と暑くなるでしょう。15日(土)から16日(日)にかけては、前線が北上し、このタイミングで関西は梅雨入りの可能性があります。その後は雨の降る日が多くなり、暑さの質が変わってくるでしょう。

●14日(金)まで日差したっぷりで一段と暑く　土日は雨

関西では、14日(金)にかけては晴れる日が多く、日中は一段と暑くなるでしょう。ただ、12日(水)は、前線が一時的に西日本へ近づくため、関西は雲が多くなり、南部で雨の降る所がある見込みです。
15日(土)は、前線が西日本付近まで北上し、関西では中部と南部を中心に雨の降る時間があるでしょう。16日(日)は、前線の影響で広い範囲で雨が降る見込みです。関西では、この週末の雨のタイミングで、梅雨入りの可能性があります。17日(月)にかけて、雨の残る所があるでしょう。

●来週は雨の季節へ　気温も湿度も高く　体にこたえる蒸し暑さに

前線(梅雨前線)は、18日(火)は少し南へ離れる可能性がありますが、19日(水)以降は本州付近に停滞しやすくなる見込みです。関西では、遅くともこの時期には梅雨入りとなり、中部と南部を中心に雨の降る日が多くなるでしょう。
本格的な雨の季節がやってきそうです。今年は梅雨入り早々、大雨に見舞われる可能性があります。前線のわずかな位置の違いによって天気や予想される雨量が大きく変わってくるため、天気予報はこまめに確認するようにしてください。

また、日差しがなくても気温は30度前後まで上がる所が多い見込みです。気温が高いことに加えて、湿度がぐっと高くなるため、かなり蒸し暑くなりそうです。夜の間も気温が下がりにくくなるでしょう。

●梅雨入り前の準備を

梅雨に入ってから慌てないよう、ハザードマップや避難用品の確認など大雨への備えをしておきましょう。
また、今週の晴れる日を利用して、押し入れやクローゼットの換気をしておくとよさそうです。お風呂場など水回りの掃除やカビ対策もしておくといいでしょう。
また、この先は暑さも本格化する見通しです。エアコンのフィルターを掃除したり、試運転をしたりして、冷房が利用できるかどうか確認しておくと安心です。

情報提供元： tenki.jp日直予報士