昨日21日に梅雨入りとなった沖縄と奄美では、前線の影響で活発な雨雲がかかっています。午前8時59分までに、沖縄県の渡嘉敷島では1時間に65.0ミリの非常に激しい雨が降りました。沖縄本島地方や先島諸島では明日23日にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分ご注意ください。

●渡嘉敷島で非常に激しい雨

昨日21日に梅雨入りとなった沖縄地方と奄美地方では、梅雨前線が停滞し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が非常に不安定になっています。そのため、今日22日も沖縄本島地方や先島諸島、奄美地方で断続的に雨が降り続いています。

沖縄県にある渡嘉敷島では、午前8時59分までの1時間に65.0ミリの非常に激しい雨が降りました。その他、鹿児島県奄美市名瀬や沖縄県多良間空港、沖縄市でも1時間に30ミリ以上の激しい雨が降りました。

●明日にかけて局地的に激しい雨

沖縄本島地方と先島諸島では、明日23日にかけて、多い所で1時間に30ミリの激しい雨が降る見込みです。

明日23日午前6時までの24時間に予想される雨量は多い所で、
沖縄本島地方 100ミリ
先島諸島   100ミリ
の見込みです。

これまでに降った雨で地盤の緩んでいる所があります。引き続き土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分ご注意ください。また雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となるおそれもあります。今後の情報にも注意が必要です。

情報提供元: tenki.jp日直予報士