本日15日、札幌は午後3時までの最高気温は26.1℃まで上がり、今年初めての夏日となりました。札幌の初夏日としては、1877年の統計開始以来最も早い観測です。

●札幌の午後3時までの最高気温は26.1℃ 7月下旬並みの陽気に

今日(15日)の北海道付近は広く高気圧に覆われ、全道的に朝からよく晴れました。また、北海道の上空1500m付近には6月下旬並みの暖かい空気が流れ込みました。

札幌周辺では強い日ざしのもと、風も弱く朝から気温はぐんぐん上がり、札幌の午後3時までの最高気温は、7月下旬並みの26.1℃と今年初の夏日となりました。これは、年初からの最高気温の記録が残る1877年からの統計でも、最も早い夏日の観測です(これまで最も早かったのは1998年4月20日)。

また、今日はその他道内では内陸を中心に気温が上がり、26カ所で夏日となりました。道内で最も高くなったのは紋別地方遠軽町生田原で27.2℃でした。北見や富良野、岩見沢でも今年初の夏日となりました。

●今週は次第に気温は平年並みに 道北は平年を下回る日も

内陸を中心とした気温の高い状態は明日(16日)にかけても続きます。しかし、その後は少しずつ気温は下がり、週末には各地で平年並みの気温に戻るでしょう。特に週明けには、オホーツク海側では海から冷たい空気が入りやすくなる影響で、最高気温は平年より4度くらい低くなるでしょう。

今週は気温の変化が大きくなります。体調管理に注意が必要です。

情報提供元: tenki.jp日直予報士