来週は、全国的に前線や低気圧の影響を受けやすく、雨が降ったりやんだり。気温は、いったん上がって再び低下。真冬の寒さが戻ることも。

●17日(土)~23日(金:天皇誕生日) 低気圧や前線の影響を受けやすい

明日17日から19日の前半は、高気圧に覆われて広く晴れるでしょう。
高気圧の中心が南にあり、日本付近には暖かい空気が続々と流れ込みます。全国的に気温が平年を上回るでしょう。特に19日の昼は、九州から東北にかけて、上着なしでも過ごせるくらいになりそうです。札幌の最高気温は12℃の予想で、2月としては記録的な暖かさになるでしょう。
19日の後半からは、高気圧が東へ離れて、前線が日本海から南下してきます。この前線上に低気圧が発生し、本州付近を通過するでしょう。各地、雨が降ったりやんだりで、ザッと強く降ることも。北陸以北は雪の範囲が広がってきます。気温は次第に低くなり、北海道では真冬日(一日中0℃に届かない)の所が増えるでしょう。23日は、仙台で5℃、新潟で3℃、東京で7℃までしか上がらず、真冬のような寒さに。東海から九州もグッと寒くなりそうです。

●24日(土)~29日(木) 天気が数日の周期で変化

24日は一時的に冬型の気圧配置となるでしょう。北海道や東北は日本海側を中心に雪で、北陸も雪の降る所が多くなりそうです。日差しの届く関東から九州も、風が冷たく感じられるでしょう。
25日から26日は、気圧の谷が通過。雲が広がり、冷たい雨や雪が降るでしょう。
27日以降は、北海道や東北、北陸は雪や雨の降る所が多い予想。関東から九州は大体晴れますが、所々でにわか雪やにわか雨がありそうです。
気温は、全国的に平年並みか低いでしょう。

2月の後半も、寒暖差が大きくなります。19日までは季節先取りの暖かさとなりますが、その先は気温が低めに転じて、北・東日本を中心に真冬の寒さが戻る日もあるでしょう。体調を崩さないよう、服装選びは慎重になさってください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士