関東地方は今夜から明日7日(水)朝にかけて冷えるため、雪が残っている所では、更なる路面状況の悪化に警戒が必要です。明日も時間に余裕を持って、足元には十分お気をつけください。

●明日7日(水)も路面の凍結などに警戒

関東地方は、今日6日(火)も日差しはほとんどなく、午後4時までの最高気温も東京都心で5.4℃と厳しい寒さが続きました。午後4時現在の積雪は東京都心で4センチ、前橋市で2センチ、さいたま市で1センチになっています。

今夜から明日7日(水)の朝にかけても冷え込んで、最低気温は内陸を中心に今朝よりも低くなる所が多いでしょう。内陸は氷点下の所が多く、東京都心は0℃近くまで下がりそうです。

今朝も東京都心などで、雪のため転倒したり、車がスリップしたりするなど交通にも影響が出ました。
明日7日(水)朝も、雪が残っていたり濡れていたりする路面は、今朝以上に凍結し、状態がさらに悪化しやすくなります。
明日の朝も、足元に十分お気をつけください。

●明日7日(水) 日中は日差しが戻る 厳しい寒さは少し緩む

明日7日(水)の日中は日差しが戻って、最高気温は10℃近くまで上がるでしょう。東京都心では4日(日)から3日連続で、最高気温が5℃を少し超える程度と、厳しい寒さが続いています。日中は風がおさまって、厳しい寒さは少し緩みそうです。

日向では雪も溶けてきますが、日陰や人通りの少ない道では雪が残る所もあるでしょう。明日7日(水)夜から明後日8日(木)の朝にかけても、路面の凍結などにご注意ください。

●路面の凍結 特に注意すべき所は

雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。

(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。

●3連休 3月並みの陽気の日も 12日(月)は雨に注意

明後日8日(木)以降は、晴れる日が多いでしょう。
3連休も日差しが届いて、まずまずのお出かけ日和になりそうです。ただ、最終日の12日(月)は南部を中心に雨の降る時間がありますので、お出かけには雨具が必要です。

最高気温は日ごとに高くなり、12日(月)は10℃を超えて、3月並みの陽気になるでしょう。
花粉シーズンが迫っていますので、症状の出始めている方は早めの対策を心がけてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士