関東近郊 週末のスキー場天気 スキー日和で日焼け対策必須 週明けは大雪か
今週末の関東近郊ではスキー日和となるでしょう。晴れるため、雪に反射する太陽の光も強くなりそうです。日焼け対策は必須となりそうです。週明けは広い範囲で雪が降り大雪になる所もあるでしょう。
●土日はスキー日和
今週末の3日(土)は、関東近郊では高気圧に覆われますが、寒気の影響を受ける所もありそうです。晴れるスキー場が多くなりますが、新潟県や群馬県北部、福島県のスキー場では雲が多く、雪の降る所もあるでしょう。ただ、降ったりやんだりの弱い雪が中心となる見込みです。昼間は大体この時期らしい気温の所が多く、スキーをするには良い気候となりそうです。晴れる時間の長い所では、雪からの太陽の光の反射が強くなるでしょう。肌や目を守るための対策が必須となるでしょう。
4日(日)は、西から低気圧や前線が近づくため、3日(土)より雲は多くなりそうです。雪マークのついていない所でも、一時的に雪が降ることもあるでしょう。
●週明けは大雪 新雪のチャンスは?
週明け5日(月)から6日(火)にかけては、関東南岸付近を低気圧が通過する見込みです。そのため、関東の平地でも雪の降る可能性があり、スキー場のある関東北部や長野県では大雪となりそうです。低気圧の通過後は、冬型の気圧配置になるでしょう。長野県や福島県のスキー場では雪が続きそうですが、関東北部や長野県のスキー場では6日(火)の午後からは雪の止む所も多くなり、新雪で滑ることが出来そうです。ただ、なだれの危険が高まりますので、最新の情報を確認して、決められたコース内でスキーを楽しむようにしましょう。
●なだれの種類は2つ
雪が積もると、なだれが発生しやすくなります。なだれとは、斜面に積もった雪が、重力によって下に滑り落ちる現象ですが、種類が2つあります。
1つは「表層なだれ」です。これは、山に積もっている古い雪の上に、新たに積もった雪が滑り落ちる現象です。1、2月頃の寒さが厳しい冬の時期に、山の急斜面で発生しやすく、雪庇や吹きだまりができている斜面で多く発生します。
もう1つは「全層なだれ」です。こちらは、山に積もった雪が、全て滑り落ちる現象です。気温が上昇する春先に、雨が降った後や、フェーン現象などで気温が上がった時に多く発生し、斜面の上の固くて重い雪が、流れるように滑り落ちます。過去になだれが発生した斜面や、積雪に亀裂が入っている所では、特にご注意ください。