1月31日(水)頃から前線が西日本や東日本の南に停滞するでしょう。太平洋側で雨の降る日が多くなりそうです。気温は平年より高い日が多いでしょう。関東などでスギ花粉シーズンに。

●太平洋側でぐずついた天気

1月30日(火)までは晴れる所が多いでしょう。

1月31日(水)頃から前線が西日本や東日本の南に停滞する予想です。九州は連日のように雨が降るでしょう。1月31日(水)と2月1日(木)頃は近畿や東海も広く雨が降りそうです。2月4日(日)頃は関東や北陸にかけても雨雲がかかり、雨脚の強まる所もあるでしょう。

暖気が流れ込むため、最高気温は2月1日(木)頃をピークに平年より高くなりそうです。東京都心は16℃と3月下旬並みになるでしょう。

積雪の多い所では雪どけが進みそうです。雪崩や屋根からの落雪に注意が必要です。雪どけ水による、川の増水や道路の冠水にもご注意ください。

●雨や雪の降る所が多い

2月5日(月)から6日(火)にかけても九州から関東、北陸は広く雨で、活発な雨雲のかかる所もあるでしょう。雨量が多くなる恐れがあります。東北は雪が降るでしょう。

7日(水)以降も九州や関東は雨、北陸や東北は雨や雪の降る日が多くなりそうです。10日(土)頃は次第に冬型の気圧配置となり、日本海側を中心に雪が降るでしょう。

5日(月)以降は最高気温は平年並みの日が多くなりそうです。最低気温は九州から関東は平年より高い日が多く、この時期としては厳しい冷え込みの日は少なくなりそうです。

●花粉シーズンへ

東京都内では、今シーズンは、まだスギ花粉の飛散開始(飛散開始日とは、 1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を2日連続して観測した最初の日)とはなっていませんが、少量の花粉が飛んでいます。

東京都保険医療局「東京都アレルギー情報navi.」のデータによりますと、1月4日以降のスギ花粉の累積値は千代田で0.6個/cm2、多摩で3.0個/cm2などとなっています(千代田は1月22日まで、多摩は1月25日までの値)。

スギ花粉シーズンは例年並みか例年より早いスタートとなる予想で、2月上旬に九州・四国・中国・東海・関東甲信の一部でスギ花粉の飛散開始となる見込みです。

花粉症の方は早めに対策をしておくと安心です。

情報提供元： tenki.jp日直予報士