日本海側に雪雲 北日本を中心に強い風 ふぶきで視界悪化も
今日26日(金)は北海道や東北、北陸を中心に雪の降っている所があり、一時的に降り方が強まっている所も。夜にかけても北海道や東北は断続的に雪で、風が強く、ふぶく所があるでしょう。雪は次第に弱まるものの、引き続き交通障害などに注意が必要です。
●北海道~北陸で雪 けさは降り方が強まった所も
今日26日(金)も日本付近は冬型の気圧配置が続いており、北海道や東北、北陸を中心に雪雲がかかっています。強い寒気のピークは過ぎており、昨日までと比べると雪のエリアは狭くなっているものの、けさは北海道などで一時的に雪の降り方が強まりました。
3時間降雪量の日最大値は、北海道後志地方の喜茂別町で11センチ(午前5時まで)、福島県南会津町堺で10センチ(午前5時まで)、新潟県魚沼市西名で8センチ(午前9時まで)、などとなっています。
また、北日本を中心に等圧線の間隔が狭くなっており、強い風が吹いています。最大瞬間風速は北海道稚内市や羅臼町で25.1メートルを観測しました。
●北海道や東北は断続的に雪 雪が弱まっても交通障害に注意
冬型の気圧配置は、夜には西から緩む見込みです。
北海道や東北は断続的に雪で、風が強く、ふぶく所があるでしょう。ふぶきや吹きだまりによる交通障害に注意が必要です。
北陸から山陰は昼頃まで雪の降る所がありますが、午後は降り方が弱まり、やむ時間が長くなるでしょう。
ただ、これまでに記録的な大雪となっている所があり、雪が弱まっても油断できません。引き続き大雪による車の立ち往生、積雪や路面の凍結によるスリップ事故などに注意が必要です。
●雪道の運転 注意するポイントは
雪道で、車を運転する場合は、スノータイヤを装着し、急発進、急停車にならないよう、普段よりもゆっくり慎重に運転してください。車間距離は普段の倍以上とりましょう。トンネルの出入り口や橋の上などは路面が凍結しやすいため、特に注意が必要です。通行止めや渋滞の情報をあらかじめ確認してから出かけましょう。
2輪車(バイクや自転車)は転倒のおそれが非常に高いため、運転しないでください。公共交通機関を利用する場合は、間引き運転や減速運転により、普段より時間がかかり、混雑することが予想されます。運行情報や迂回ルートを確認してから行動してください。